その部屋は。。。
眠い・・・。
さっきから、仕事に集中できない。
パソコンに浮かぶ文字が、泳いで見える。。。
もちろん、英語の書類は、ただのアルファベットの羅列。まったく意味が
わかりません。なんだ、このダメダメモードは・・・。
そんなダメダメな時には、ブログに逃げてみる。。。ヒロとのこと
開いたドアの向こうにヒロはいた。少しうつむき加減で、目を合わせようとしない。
肌の真っ白な女性だった。黒髪は、最近の女性には珍しい感じで。。。
季節は夏。部屋は、ほどよくエアコンが効いていた。
彼女は、
「何か飲みますか・・・」
と小さな声で、訪ねた。
「あ、じゃあ、ウーロン茶かなにか・・」
「はい」
キッチンに消えていった。
部屋を眺めてみる。決して広い部屋ではない。
ワンルームにキッチン。そして奥にベッドが見えた。
部屋は整然としており、女性らしい飾りもいくつかあった。。
(これから、何をするのかなぁ。。。やっぱり、しちゃうんだろうなぁ)
どこか、他人ごとのように、自分がそこにいる不思議な感覚を味わった。
お茶がはこばれ、すこし距離をおいて、少し話はじめる。。。
彼女の仕事のこと、生活のこと、、、(ほとんど、何を話したか覚えていない)
話せば話すほど、ココロが落ち着いていく。
ボクは、自分のペースに持ち込んでいると分かると、急激に冷静になっていく。
そして、逆に彼女は、ペースを奪われ、落ち着きを失っていく。
(もう、時間の問題だ。。。)
言葉は、ボソボソととぎれとぎれにしか話さない。
彼女は、すこし戸惑いはじめる。。。
静まった空間に、彼女の鼓動が増幅されたかのように、はっきりと聞こえてくる。
「抱きしめたいな」
「え・・」
「抱きしめていい」
「あ、、うん」
そのまま、抱きしめる。。。少し香る髪。
(きっと、ボクが来る前にシャワーを浴びているな)
そのまま、何も聞かずにキスをした。
エアコンの風の音だけが、部屋に響いていた。。。
「はぁ。。。」
重ねた唇がこぼれるように、吐息がもれた。
たぶん、全てを覚悟しているんだろう。。。
ここまで、何の障害もなくきてしまった。
この先も、何かに遮られることは、ないんだろう。
よりキスの密度をあげることにした。。。
部屋には、エアコンの音以外の音が響くことになった・・・。