輪廻転生:死んであの世に還った霊魂が、この世に何度も生まれ変わってくること。 by Wikipedia

僕は、TVなどで太ったオッサンがほざいている“前世”などというものは、一切認めません。
なぜなら、“前世”云々はとりあえず置いておくとして、胡散臭いオッサンが嫌いだからです。
僕は基本的に、科学で解明されていないものに対しては懐疑的な立場を取っています。
すなわち、超能力と呼ばれる透視や念力など、予言や占い(統計学に基づいたものは除く)の類い、また霊の存在や霊能力全般など、そしていわゆるUFOやオーパーツなどです。
ただし、これらのモノを『一切認めることはまかりならん!』的な一方的科学信仰ではなく、それらをネタとして楽しむというスタンスは持っているつもりです。

前置きが長くなりましたが、僕は輪廻転生を信じています。
信じているというより、これは事実として、ある意味で科学的に証明されているのです。
別に、SMAPの中居君がピカソの生まれ変わりだとか、そういう話ではありません。
以下に続く話は、女性を口説くときにも使えるちょっとアタマ良さげでロマンティックなネタなので、紳士諸君は大いに活用してください。

人が死ぬと、『土に還る』とか『天に昇る』とよく言われます。
これはそのまま『土葬』と『火葬』に言い換えることができます。

土葬の場合、肉体は腐り、文字通り土に還ります。
土は『母なる大地』の言葉通り、陸上生物にとってなくてはならない土台です。
土に還った肉体は、養分を提供して草木を育みます。
草木は、昆虫などの小動物のエサになります。
小動物は、それらの補食動物のエサになり、補食動物はより大きくて強い補食動物のエサになります。
こうして人の肉体は、あるときは草木になり、あるときは昆虫となり、またあるときは人と生まれ変わるのです。

火葬の場合、肉体はもっと広範囲に、もっといろいろなモノに生まれ変わります。
火葬された肉体は灰となり、風に任せて大気中をさまよいます。
日本の一都市で生涯を終えた人の一部が、もしかしたらアフリカ大陸まで飛んでいくことだってあるかもしれないのです。
元素なのか原子なのか化学に疎い僕にはわかりませんが、とにかく極小レベルの人の肉体は、ありとあらゆる場所で、ありとあらゆるモノと結びつきます。
生き物はもちろん、それこそ石ころになることもあるでしょうし、風のまま世界中を旅しているかもしれません。

子どものころ見つけるたびに地面に投げつけていたアオガエルも、なにげなしに摘んだ名も無き花も、もしかしたら可愛がっていた自分の飼い犬も、“前世”では人間だったかもしれません。
『地球は大きな生命体』というのも、あながち綺麗事だけではないのかもしれません。


今回は特別に、『一度でいいからSEXしてみたいよ~!』という童貞君のために、とっておきの女性の口説き方を伝授します。
まず、意中の女性を物陰に隠れて待ち伏せしてください。
女性が現れそうになったら、その場でモモ上げ走を1分間ほどして、汗をかいてください。
そして、思い切りキバって、脂汗も流してください(万が一脱糞したとしても可)。
女性が通りかかったらいきなり飛び出して、肩をつかんで逃げられなくします。
荒い息のまま、できるだけ顔を近づけてこう言ってください。
『キミはボクの吐いた息を吸った。ボクのにおいを嗅いだ。ボクの汗に触れた。ボクの体液に触れた』
あとは、とどめの一言を言うだけです。
『キミとボクはもう他人じゃない。太古の昔から、結ばれる運命にあったんだ!』
きっと、彼女は瞳を潤ませてこう言うはずです。
『Fuck me, Please!』

-------------

今日の漫画:火の鳥 手塚治虫著
      おもしろすぎて、頭がクラクラします。