能力の高い人間が政治家になりたがらないのは、別に居眠りを指摘されるからとかではない。
ものごとを合理的・論理的に考えるクセのついた頭では、あの生産性に乏しい世界で生きるのがあまりにも苦痛であり、わざわざそんな苦痛を選ばずとも他に活躍できるフィールドがいくらでもあるからなんだよな。
逆にそう考えられない者ほど、想像力を欠いた、能力の低い人間だと言えるのではないか?
堀江氏は6日正午過ぎには「式典なんてどんなのもつまんねーんだから居眠りくらいするだろよ」と投稿している。その投稿に対し、また別の一般アカウントが「『どう見られるか』が分からないなら、政治家をすべきでは無いと思います」と指摘。堀江氏は「だから能力の高い人間がやりたくなくなるんだろバカめ」と返信していた。
「あんな薄らハゲの能力が高いわけがあるか!ばかやろう。」(by 二階)←大嘘w
世の中に政治家ほど割に合わない商売は無い。本質的に求められるのは協調能力・ネゴシエーション能力であるにも関わらず、その能力を発揮すればするほど隅に追いやられる。それが現実だからだ。
残念なことに、それでも政治家になりたい、世のため・人のために働きたいとか、平和な世の中を造りたいとか、いやいや俺は後世に名を残したいとか、そういうふうに考える人間はおしなべて「非常に想像力に乏しい者」だ。
政界は昔も今も、恐ろしく想像力を欠いた人間同士が「力比べ」に明け暮れる場所。本来ならだれもが政治を任せたいと思えるほどに豊かな想像力を持つ者は、そんな中に自ら飛び込みたいとも思わないし、仮に飛び込んだとて、下らぬ権力闘争に堪えきれず脱落して行くものなのだ。
そういう意味では、ホリエはとても政治家に向いていると思うぞ。
「式典なんてつまらないんだから、居眠りしてたってかまわない。」
仮に政治家が能力の高い者ばかりだったら、そう言って「誰もが寝たまま」の式典が映し出されてしまうワケだよな?
少なくともホリエはそれでいいと言ってるんだから、すでに充分想像力を欠いているじゃないか。