【悲報】沖縄の基地移転問題における抗議活動が「アルバイトを雇って行われている」などというデマを再放流してしまった社外取締役の島耕作氏。果たして彼の行く末は如何にw

 

 

人気漫画シリーズ「島耕作」が物議を醸している。17日発売の週刊漫画誌「モーニング」(講談社)に掲載された回では、沖縄県の辺野古埋め立て工事に触れ、女性の言葉として「抗議する側もアルバイトでやっている人がたくさんいますよ」「私も一日いくらの日当で雇われたことがありました」と記された。かねて流布されてきた「デマ」と似るこの描写。どう考えるべきか。 

 

どう考えるも何も、社外取締役ともあろうものが裏取りもせずにやっちまった案件なのだから、少なくとも訂正&謝罪&減給は必要な処分じゃねーのか?

 

使い古されたデマだ。影響力のある有名な作家がそんなにも軽い意識なのかと衝撃を受けている。怒りを通り越して悲しい」
 
 10年間にわたり、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設工事に対する座り込みの抗議活動を続けてきた沖縄平和運動センターの顧問、山城博治氏は無念さを隠さない。
 
 長く反対運動が続くことに「県民の心に深く根差した運動だからだ。手当を10年も出していたら巨額の資金がいる。県民感情を理解し、状況をもっと調べて発信してほしい」と訴える。
 
安易な取材の上、まったく想像力の無いアタマで描いてることがバレてしまったのは悲惨な状況だが、一体全体どうしてそんなことになった!?
 
作者の弘兼憲史氏は脱サラして漫画家に。2007年には紫綬褒章を受章。米海兵隊岩国基地がある山口県岩国市出身で、過去に安倍晋三元首相との対談で「私みたいな”基地歓迎派”の意見は無視されてしまいます」と述べている。 
 
なーんだw ただのネトウヨだったんかい!(爆笑)
そりゃまぁしょーがねーよなwww
 
沖縄にまつわるデマの真偽を取材したことがあるノンフィクションライターの安田浩一氏は「否定し尽くされたデマだ。この程度のデマにひっかかるのであれば、島耕作の社外取締役としての能力が問題視される」とやゆしつつ、「これだけの影響力ある媒体、作家によって流布されてしまった。笑い事では済まない」と批判する。 
 
笑いごとでは済まない、・・・あ、はい。そうっすね、すいませんw
 
北海道新聞の元記者で東京都市大の高田昌幸教授(ジャーナリズム論)は「作者を含め、制作サイドがどう捉えていたのか。フィクションでも特定の誰かを傷つける恐れがあることを認識するべきだ」と述べる。「誤情報を打ち消す情報を広めることは難しい情報を流通させた出版社にも、説明する責任があるだろう」 
 
そのとおり。相当に尻ぬぐいをしないとならん。媒体にも作品にも大いに知名度があるのだから、やろうと思えば大々的にやれるはずだよな?
 
講談社は21日、「こちら特報部」の取材に対し、編集部と弘兼氏の連名でコメントを寄せた
 一連の経過に関しては「作者・担当編集者が沖縄へ赴き、ストーリー制作上必要な観光業を中心とした取材活動をいたしました。その過程で、『新基地建設反対派のアルバイトがある』という話を複数の県民の方から聞き作品に反映させました」と説明した。
 その上で「当事者からは確認の取れていない伝聞でした」と認め、「断定的な描写で描いたこと、登場キャラクターのセリフとして言わせたこと、編集部としてそれをそのまま掲載したことは、フィクション作品とはいえ軽率な判断だったと言わざるを得ません。読者の皆さまにお詫びするとともに、編集部と作者の協議の上、単行本掲載時には内容の修正をいたします」と続けた。
 
 同様の趣旨は、「モーニング」のサイトで伝えており、今後の誌面でも掲載するという。
 
なるほど、事後対応はちゃんとやってるってか。まぁ、それで全てが丸く収まってくれればいいが、ネトウヨベースのご都合情報なんて根拠が有ろうが無かろうがしつこく「保守」されていくものなんだから、そう簡単には行かんだろうな。この先もちょいちょいケアして行くことになるんじゃねーのか? かつての「ニュース女子」の一件もまだ記憶に新しいのだから、連載を続ける気が有るんなら今のうちにきっちり火消ししておくべきだろう。
 
「抗議に日当」という言説は過去に大きな問題になった。2017年、東京MXテレビの番組「ニュース女子」は、米軍ヘリパッド建設の反対運動を巡り、参加者が日当を得ていると報じた。

◆「ニュース女子」は敗訴、番組終了、損害賠償にまで発展

 放送倫理・番組向上機構(BPO)放送倫理検証委員会は、裏付けが不十分とする意見を公表。参加者に取材していなかったことが判明するなどし、番組は終了した一方、関連団体側は、名誉を毀損(きそん)されたとして番組制作会社などに損害賠償を求めた訴訟で勝訴した。
 
しかしまぁ、こんなとんでもない騒ぎになるような問題だってこと、ひと欠片の想像さえも過らなかったのだろうか?連載終了+損害賠償だなんて、作品を生み出す側としては恐怖で震え上がるほどの結末だと思うんだがな。
 
それどころか、せっかくの高名を築いた「島耕作」が、「デマ工作」として語り継がれるなんて洒落にもならんw