風評被害が起きるのは確実だ。だからこそ、さっさと飲んで見せれば良かったのだよ。

 

経済産業省の基金や東電による賠償で万全を期す方針だが、懸念払拭は見通せていない。自民党のあるベテランは「(各国が)輸入規制を強化しようとしているのに危機感が足りない」と指摘した。 

 

飲める、飲めると言いながら一向に飲む素振りすら見せない。ただ「科学的に」などというおまじないで取り繕うだけ。その態度が余計に不信感を招いているんだよ。「やっぱ飲めないんだろ?」「飲んだらヤバいんだろ?」となるのはアタリマエじゃないか。

 

結局、政府は「放出」という予定調和で押し切っただけであり、ここまでに何一つ努力をしていない。知恵も無ければ技術も無い。「アンダーコントロール」などと大々的にウソをつく。世界に向けて恥をさらすような国家に成り下がったことの証明だ。