中国だのロシアだのに襲われるから、もっと防衛力を強化しなきゃダメだ。

 

そんなアホみたいな寝言を寝ないで言ってる間に、この国はアメリカによってすっかり汚染されてしまっている。

 

東京・多摩地域で水道水に利用していた井戸水から発がん性が疑われる有機フッ素化合物(PFAS=ピーファス)が検出された問題で、住民の血液検査に取り組んでいる市民団体が30日、国分寺市を中心とした87人分の分析結果を発表した。血中濃度が米国で定める指標値を超えた住民は約85%に上り、分析した専門家は「水道水が主な要因ではないか」と指摘した。 

 

戦争に負けるというのがどういう事なのか、この国の能天気な人々はとうの昔に忘れてしまったようだ。日本はいまだにアメリカの占領下にある。この認識が最も実情に近いという事を肝に銘じるべきだ。米軍は自国内の基地においては周辺のPFAS漏出状況を定期的に検査して数値を公表している。汚染による影響を米軍自ら十分に認識しているからであって、日本国内での対応とは全く異なる。敗戦国日本は、あからさまに蔑ろにされているのだ。

 

日米地位協定。アメリカは日本の国内のどこにでも好きに基地を作ることが可能で、基地内には米軍の排他使用権が存在する。どんな不都合が生じても日本側には米軍基地に干渉する権利が無い。つまり、国家主権が存在しない。兵士ほか米軍基地に所属するあらゆる人員は日本への入出国審査を完全スルー出来る。所属人員がたとえ基地内に限らず、日本国内の何処かで犯罪を犯したとしても、日本国は彼らを逮捕する権利を持たない

 

これが占領でなくていったい何なのか。現状で一部の土地が米軍基地化されているだけだからと軽く考えているのだろうが、いざとなってアメリカが「ここにも造らせろ、あそこにも造らせろ」と基地を建設し始めたら、そこでやっと占領されていることに気付くはずだ。我々はただ放牧されているだけであり、牧羊犬として飼われた自民党が、主人の代わりに我々を監視し吠えたてているだけなのだ。

 

にもかかわらず、間抜けで頓馬なイケイケドンドン連中は、とにかく中国だのロシアだのが怖くてたまらないので、アメリカの犬である自民党と一蓮托生を決め込んでいる。

 

アメリカにさんざ金払って中古の武器でも大量に仕入れておけば中国・ロシア相手に戦えるとか本気で思ってる脳天パーの連中よ。

 

少しずつ毒を盛られて気づかぬうちにご臨終に至るのは別に平気なんだよな?

 

いいじゃないか。オマエらにとっちゃそういう死に方もきっとシアワセなんだろうから。