人間の行動には純粋な魂の衝動からくるもの、
つまり創造性を発揮して世界に展開するものと
生存するために恐怖が源泉となっているものとがありますが、
葛藤の原因となっているのは
いわゆる恐怖の方になります。
つまりこの世界で生きていくために
必要であると思い込んでいる思考体系や戦略であり、
ある意味こびりついている執着ともいえます。
それがなくなると死んでしまうのではないか?
と思えるようなことが多くの場合、
葛藤の原因となっていることが多いのです。
この世界の全ては本質的に言ってどちらでもよい
という風に思えれば、一番良いのですが、
葛藤があることによって、
それができなくなっていたりします。
まあ生きていくうえで
一番大切な生存戦略の核となる考え方を捨てるのは
かなり大変というか普通はなかなかしにくいような気もします。
なので、まずはいろんな視点を持ち、
角度を変えて世界を見ることで
絶対的な価値基準が必要ないということを
理解することから始めるとよいかなと思います。
ジャイナ教ではアネカンタといいますが、
相対的な見方はそれ自体として葛藤を取り除く性質を持っているのです。
現代的な言い方では、
TPOに応じて適切なパラダイムを採用するという風にも言えます。
ただし最終的には
恐怖から来る行動を見極めることが大切で、
その元になっている葛藤を取り除くことで
真の幸せへと導かれていきます。
まあこの作業は結局、各個人でするしかないので、
霊性修行というものは自制心が必要になってくるわけです。
ただし聖者などの力を借りると
引き上げてもらうパワーが助けとなり、
ブロックをとる作業が簡単になるのは確かです。