2023.1.20

気になってたファンスイッチの見直しをしました。以下、備忘録もかねて。

ニンジャの冷却システムはちょいとややこしく、120℃油温スイッチ、サーモ横110℃水温スイッチ、ラジエータ出口97℃水温スイッチの3つが切り替わる仕組み。

マイニンジャは昨年の夏に水温上昇が激しくなり、ファン駆動のローテンプ化(120℃油温スイッチキャンセルで常時97℃スイッチ駆動)やファンの強制スイッチをつけたりしました。

ハンドル周り

強制ファンスイッチ↓
このスイッチが何とも見た目が気に入らないのと、防水性も怪しい。
強制ファンスイッチは市販でも売られてるし、DIYでもいくつか方法がありますが、私の場合、ローテンプ化の影響でサーモ横の110℃スイッチ線も無効だったんで、ラジエータ横の97℃スイッチに4極のトグルを割り込ませてました。
水温計を変えて実温を確認しつつ自分なりに考え直して見ると、ローテンプ化として一本化した97℃スイッチはラジエータ出口相当?の温度であり、これが作動する場合エンジン内の水温は100℃超えが当たり前かと。
純正システムなのでそれでもいいんだろうけど、回すのが好きな私的にはエンジン内を80~90℃くらいで管理したく、そのためには手動でファンを回してやるのがベスト。
ということで結局ローテンプ化は元に戻して、110℃スイッチ線を強制ファンスイッチとして使うことにしました。
110℃スイッチ↓
これに繋がる線を延長して前に引っ張る。
せっかくタンクまで外したんで、ファンのリレーが正常か点検しときました。


まずはジャンクションボックス横のファンリレー
次にアッパーカウル内の左前にある、ファンスイッチリレー
外した画像ですがここに着いてる↓
外したファンスイッチリレー↓
どちらも電源繋いで正常な動きを確認。

さて、強制スイッチですが、右ハンドルスイッチに不使用のハザードスイッチがあることに気付き、今回コレを使うことにします。
スイッチを開けて線の色確認。
ステム横にある余りカプラの同じ色の線にテスタ当ててスイッチ機能を確認。
バッチシ使えそうなんで、カプラから切り離してギボシで110℃スイッチ線とアースに接続。
ハザードオンでファンが回るのを確認。
無事に強制ファンスイッチのスマート化が完了!