2022.11.12

①からのつづき
さて、水温センサーも付属の物を使いますが、線は純正を利用するので純正センサーと入れ替え交換します。
純正のセンサーはサーモスタット後ろにあり、センサー交換では一端クーラントも抜く必要があります。ニンジャのサーモスタットは非常に外しにくいとの事前情報なのでよーく見て確認。

そこで改めて考えるとサーモスタット自体30年間交換歴は無い。
今のところ機能はしてますが、フレームと配線が混みあった場所でなかなか触ることの無い部分でもあるので、今回サーモスタットも新品に交換することにします。
仕入れたOリングとサーモスタットは安心の純正部品!品番は変わってました。
まずはクーラントを1Lくらい抜いて

キャブを外して
ついでに燃調でASを1/8絞る
メインハーネスをずらして
プラグコードも外してよけて
スペースを確保してから、ホースを外して
サーモケースの蓋が外せました。
DI化してコイルが無いのも一役かってます
30年ぶりに日の目をみたサーモスタット。

新旧の図
色は変色ではなく、元から違うようですが同じ82℃

ケースの中は錆びなどは無くて一安心。
Oリングは変形の域を超えて溶けてましたが想定内。

蓋とケースのゴムカスをキレイに清掃。
※この作業をより完璧にやろうと思えばケースごと外すべきですが、今回は可能な限りで!
水温センサーを交換。
ネジピッチが同じなのでシールテープ巻いてポン付け
ボルトにスレコン塗って

元通りに組み立て、配線接続。

純正には無いアースは新たな線でフレームに。
※後日追記
表示温度が高めに出てる気がして、原因としてアース不良が疑われたので、最終的にセンサー線も独立で引き直した。。。
さ~~
いよいよメーターの入れ替え。


先ずはメーターを外して蓋を開け、純正水温計を取り外し。
純正に繋がる3本の線と照明用の線はギボシに変えてニューメーターでも使います。
(が、後で後悔するハメに、、、)

ニューメーター配線は本体から4本。
アース、イグニション、イルミの3本は純正から取ります(が、後で後悔することに!)が常時電源がいるので1本は新たにバッテリーから引っ張ります。
あとはセンサー線が2本。
接続用の線を作って、

ニューメーターをはめ込む!
サイズピッタリ!
裏は配線用の穴も。

車体に取り付けて始動!
※サーモ周辺のクーラント漏れ確認の為、点滴で。

クーラント漏れ無し!
オープニングはバッチリでいい感じ!!
と思ったら、、
なんか、温度上がるの早くね??
100℃でワーニングランプが点いてもファンが回らない、、、
ファン駆動の97℃センサーは別にあるのでどちらかがおかしい?
とりあえず試走したら常に110℃以上。信号待ちで140℃??
おかしいやん、、、、

ネット先生で調べると、どうやらマイナスアース線がシビアみたい。
帰宅してまたメーター分解。
今回アース配線は可能な限りまとめて純正の黒黄に繋ぎましたが、怪しいので独立したアース線を引く。また、イルミ線も当初は照明の青赤に繋ぐつもりでしたが自分のバイクが国内仕様の常時点灯なので、分ける必要は無いと考えイグニションと抱き合わせてました。これも念のためイグニションと分けて純正の青赤に繋いでみる。
すると、なんと、、、、
ニューメーターが全く動かなくなった~!
プチパニックになりつつ、テスターで各配線の確認をするも通電や導通は問題ない。
コネクターを抜き差ししたり、接点グリスぬったりしても変わらず、、、
まさか、もうメーター壊れた?と焦りましたが、試しにイルミを常時電源に繋ぐと動いた!!
結局イルミ線を青赤に繋ぐと動かない(青赤も通電してるが電圧変動があるのか??)ので、こっちはイグニション抱き合わせにもどす。

途中でギボシが足りなくなって買いに行ったり、、
まぁ~何回メーター付け外ししたかわかりませんが、これでオープニング動作は正常になったのでようやくエンジン始動。
すると!
温度の上がり方がいい感じになったような気が!!
いつもの暖機で80℃くらい。
ファン駆動まで確認したかったけど
ここで本日タイムアップ!
試走は次回へ~