






間違いなく国内最高年齢と思われる常に『勝ちに行く』ガチンコ選手である
彼の年齢でケンカノールールをする人はまずいないであろう
広く一般に高年齢の空手のセンセイは横行するもの 皆指導や理論といった裏方仕事に回り 実践のリングに上がらない 彼に感銘を受けリングに上がった熟年層もやはりいなくはないのである…
OFグローブで臨み右をマトモにもらいKOに倒れた拳聖塾徳広師範然り フルコンルールだが一般重量級で若手に突っ込み見事ハイキックで散った勇誠会高橋住職然りである
彼らは負けたからどう 勝ったから凄いと評価される… 以前の基本的サムライ的思考かも知れない 確かに 負け戦 とわかっていて戦に臨む武将はまず普通ではないが 負け戦でも行かなければ 自分自身の考え方の理論が根底から否定される… すなわち自分らしくない!と感じた折には 結果が読めた上であっても出陣する
もちろん最善を尽くし 死中に活を求めるであろうが…
大日本帝国連合艦隊山本五十六長官が正にそれであった…
世間のセンセイ方の試合に出て試そうと言う実例が少ないのは 恐らく大まかに言って一つの理由からであろう… それはここでは言いにくいが 皆さんが胸に思うところのまさにそれであろう…
今は空手は最強の格闘技を求めず 組織の拡大 鋭利を求める 又は流行の類に入る ファミリースポーツと化してきた
多くの人はこの事は触れずに蓋をしたいところだが 実際ルールありの空手やキックの試合でも顔すらみたこと無い指導者もよく見かけるわけだが やはりルールに守らたと言っても ある程度の緊張感や恐怖感 勝利した時の満足感などが理解出来ている人に教えられたいものである
空手やキックには国が認めたオフィシャルなライセンスは存在しない