編み物が好きでした。
(この季節になぜこの話題?)
結婚したばかりの頃(25年前)から子供が生まれる前まで、せっせと夫にセーターを編んでいました。テレビを見ながら、夜な夜な。ニットと言わず、セーターと言う響きが既に古い。
178cn/68kgと比較的大柄な夫は、手編みのセーターがよく似合いました(自画自賛)。当時はヒートテックが多分まだなくて、夫は、私の編んだセーターを温かいと喜んで着ていました。夫は無邪気なタイプで、手編みを重いとは思っていなかったようです(勿論、怨念や執念は込めていません。愛を込めてというより、単なる趣味でした)。
ところが子供が生まれてからは、セーターは封印されました。共働きで、夫も子供の世話をしてくれていたため、どうしても子供に汚されるので、その度に洗濯する訳にはいかなかったからです。
下の子が小学校に入ってから3年ほどは、セーターは復活しました。が、そのあとすぐに今度はワンコ(トイプードル)を飼ったため、また封印。そしてそのままずーっと封印していました。
衣替えの度に視界には入るものの、封印を続けていました。
そしてこの度、重い腰?をあげ、処分することにしました。
12年も着ていないのだから。
大人4人暮らしでモノが嵩張るので、使わないものに占められてはスペースが勿体ないと思ったからです。
思い出の品なので、せめて捨てる前に写真を撮りました。
それが、こちら。
夫はボトムはいつもデニムジーンズで、手編みのセーターがよく似合っていました(しつこい?)。
ちなみに自分用に編んだのは1枚だけ。153cmと小柄な私には手編みのセーターは似合いませんでした。
こちら。
子供たちには、赤ちゃんの頃のケープ、帽子、ポシェットなど、色々編みました。そちらもなかなか捨てられたませんでしたが、サイズ的に絶対に入らないので、数年前に処分しました。
大人のものは、サイズ的には着られるので、なかなか捨てられなかったのでした。
今、手編みで残っている(実際に使用している)のは、私のネックウォーマーだけです。冬、朝夕のワンコの散歩時に着ける防寒のためのもので、オシャレとかではありません。
セーターをゴミ袋に詰めました。