この指輪、フリマサイトで出会いました。

出品者の方がお祖母様から譲り受けた1960年代のもので、地金はシルバー、おそらくルビー、1点ものの手作りとの記載でした。

アームの肩のところにホワイトトパーズのような石も留めてあります。


 


石の真贋はともかく、クラシックなデザインとキレイなピンク色が気に入り、たまたまサイズがピッタリだったので、購入しました。


ネットでよく、古いジュエリーのリフォームの記事を見かけます。が、私は古いデザインも好きです。その時代の空気感、時を重ねた風格。新しいものにはない味を感じます。


 


この国は、新しいものや若い人をもてはやす傾向にありますよね。確かに若さは力です。


でも。私の大学生の娘は、偏差値的には結構優秀ですが、まだまだ私の知恵や知識、度胸(開き直り?)に及ばないことは多々あります。私だって日々、色々なことを感じ、学び、時を重ね経験を積んでる。ボーッと生きてるわけじゃないもの…。


そんなこんなで(どんな?)、最近にわかに将棋が気になるのです。王将戦。レジェンドの羽生さんに頑張って欲しい。若い藤井くんの未来は未知数で無限かもしれないけど。羽生さんが30年以上第一戦にいることは紛れもない事実。


 


ところで、私が古いもので魅力を感じるのは、身につけるものに限るみたいです。だって、古銭や切手、骨董品などは決して買わない、集めない。私はあんまり鑑賞癖もないみたい。


あくまで、装うものが好き。だから、ジュエリーというよりアクセサリー寄りになってしまうのかもしれません。高額すぎると色々購入できないし、身につけるのも怖い。


婚約指輪はよく眺めていますが、つけるのは披露宴に呼ばれた時だけ。この24年で多分10回くらいしか身につけていません…。でも見るたびに幸せな気持ちになります。