解説に

「~として、一般性を失わない」

と書いてあることがあるが、

自分で答案を書くときは、

なぜ、一般性を失わないのか

省略せず、ちゃんと書いたほうが、

結局、いい答案になる。


自分が本当にわかっているかの

チェックにもなるし、

一般性を失わないと思っていても、

よく考えて見ると、場合わけを

見逃していたことに気づくかもしれない。


解説に「一般性を失わない」と

書いてあるときも、鵜呑みにせず、

なぜそういえるのか考えて見よう。

よくわからなければ、

そこに書いてある以外の

場合を実際に計算や証明をしてみると、

「同様のやりかたでできる」ことが

体感できる。

この体感が、以後、「一般性を失わない」

状況を見つけるのに役立つ。

高速フーリエ変換

E. ORAN BRIGHAM 著

宮川洋 今井秀樹 訳

4刷 昭和60年(初版 昭和53年)

科学技術出版


現在読んでます。



まだ全13章のうちの第4章までしか読んでいませんが、

フーリエ変換によってなにが出てくるのか

いまさらですが、わかってきました。


この本は、同じことを繰り返し書くような、

丁寧な本で、一を聞いて十を知る、というような

ことをしなくても、ずっと読んでいれば、

内容が頭に入ってきます。


たとえば、フーリエ変換の積分計算で、

sinの積分が消えることをなんかいも書いていたり

しています。


畳み込みの説明も、紙の本ゆえに、静止画しか

使えないながら、動画に近づけようと、図を

ふんだんに使って説明しています。


フーリエ変換とは、スペクトルを並べることだ

ということが、よくわかりました。


δ関数が出てくる例を見て、よくわかりました。


できれば、本題の高速フーリエ変換まで読みたい

のですが、たどりつけるでしょうか。


そもそも、フーリエ変換や畳み込みをしたあとの

関数のグラフをgrapesで書きたいというのが、

フーリエ変換や畳み込みを工学系の本で

読んで見るきっかけだったので、高速フーリエ変換も

是非理解しておきたい。

二重人格

ドストエフスキー作

小沼文彦訳

岩波書店

初版1954年 第60刷2000年


だいぶ前に古本屋で300円で購入。

他の本とも迷ったのですが、結局、

どこかのwebページに

この本のことが書いてあったのを

思い出したことと、

ドストエフスキーを一回くらいは

読んで見たかったのを理由に

これにしました。


そして、買って三日くらいで

読み終わりました。

訳者のあとがきにもありますが、

同じようなことが何度も繰り返される

ストーリーであるにもかかわらず、

息をつかせず、最後まで読ませて

しまう小説でした。


二重人格という題名ですが、

普通に読めばドッペルゲンガーの話です。

明らかに二人います。

訳者によると、

「分身」と訳されることもあるが、

訳者の好みで、心理的側面を重視して

「二重人格」とした、とのことです。


なんか全体的にもやもやして、

読んでいて、不可解なことが書いてあると、

あいまいなまま保留すべきか、現実的に

どういうことか考えたほうがいいのか、

迷う話なので、実は一人だったとしても、

不思議はない


主人公は、人間の弱み・・・でもないし、

うまくいかないところというか・・・

適当な言葉を思いつきませんが、

「こういうことある」というようなのを

寄せ集めたような人で、共感したくないが、

気持ちはよくわかる人物です。

最初は、こういう経験をしたことがあるのは、

自分だけではなかったんだ!と感動しましたが、

よく考えて見ると、皆多かれ少なかれ経験

することなのでしょう。


今まで、「失敗ばかりしているけど、やさしい人」

というのは、いい人だと思っていましたが、

この主人公は、その反例です。

やっぱり、やさしいというのは、ちょっと違いますが

「失敗しても頑張っている人」くらいでしょうか。

どちらにせよ、そういう人の範疇に入っている

にもかかわらず、なぜか彼に対しては嫌悪を

抱いてしまいます。

彼のやっていることは非常にもどかしいです。


のび太と比べて見るといいかもしれません。



せっかく買ったので、また何回でも

読みたいと思います。

「老人と海」は学校の読書感想文用に買ってから

3回くらい読んだので、

この本もなにかと読む機会があればいいなあ。