つづきです。

 

(4)

《証明》

「ある自然数nに対して、d_n≧13」と仮定して矛盾を導く。

 

(1),(2),(3)の結果より、

と書ける。

d_n≧13より、 ℓ=1のときm≧2, ℓ=2のときm≧2 であるから、m≧2である。

したがって、a_nとa_{n+3}はともに9で割り切れる。・・・★

 

kを自然数とする。

(i)n=3kのとき

 

 であるから、★より、nは9の倍数である。また

 

 であるから、★より、n+3は9の倍数である。

 ここで、nとn+3の差は3であるが、相異なる9の倍数の差は9以上でなければならないので矛盾。

 

(ii)n=3k-1のとき

 (i)と同様に矛盾。

 

(iii)n=3k-2のとき

 

 となり、いずれも3の倍数でないから、9で割り切れず矛盾。

 

(i),(ii),(iii)より,

すべての自然数nに対して、d_n≦12   (証明おわり)

 

次に、n=12とすると、

より、最大公約数を求めて、d_n=12

ゆえに,n=12

 

【コメント】

(4)はなかなか苦戦しました。

最大公約数の上限を与える問題ですから、最大公約数が大きすぎると、何か不具合が起こるのでしょう。

a_nやa_{n+3}のパーツであるn,n+1,n+3,n+4は平行移動なので、d_nがどれだけ大きくなろうが、差は一定です(最大でも4)。

この辺りに検討をつけたものの、できそうでできないままでした。

結局、(3)をベースにしてd_nが上のような形をしていることがわかり、(2)(3)と似た話になりました。

当初はd_n≧17としぼるなどしていましたが、素因数が2と3にしぼられたことが致命傷になったようです。