隣接三項間漸化式は、行列を用いて



と表すことができる。
単なる一般項ではなく、隣接二項をセットにして考えるのがミソ。
すると、数列(ベクトル列)は公比の「等比数列」と考えることができる。

行列を数列のシフト行列と呼ぶことにしよう。(項がひとつ右にシフトするから)

さて、シフト行列の固有方程式は、



となり,漸化式の特性方程式に一致する。

ということは、解をとすると、



が成り立つ。

一方、はシフト行列の固有値である。上記漸化式の変形と固有値とはどのような関係か。

固有ベクトルを求めてみると、



よって、固有方程式(特性方程式)が重解でないならば、



より



というわけで、漸化式の「あの変形」は対角化だったことがわかる。


しかし、どうも筆者は、これだけではまだ「わかった」気になれない。
対角化だったというのは、きれいだけど。