ずいぶん前に、
小島政二郎の『眼中の人』についての
記事を投稿しましたが、

そこで、
「ガチャガチャ」という謎の生物が出てきたことを
書きました。


最近、『高村光太郎詩集』を読んでいたら、
『丸善工場の女工達』という詩の最後に、なんと

 がちやがちや

が登場しました!
「や」は大きい「や」でしたが、旧かなづかいなので同じです。
その行を引用すると、

 何処かでもうかちやがちやが啼き出した

です!


『眼中の人』では、がちゃがちゃはどうも「犬」らしい、
ということになりました。

この『丸善工場の女工達』から読み取れる、がちゃがちゃの性質は、
午後五時の夕立があがったときに鳴き出す、ということだけです。

夕方になると鳴き出す・・・

犬でもおかしくないですね。

やはり、がちゃがちゃは犬なんでしょう。。



しかし、知り合いに
「詩に、がちゃがちゃという謎の生物が出てくる」と話したところ、

 「クツワムシやろ。」

と言われました。なんでなのか聞いてみると

 「歌で、がちゃがちゃ鳴くやん。」

そうか、確かに「♪ガチャガチャガチャガチャクツワムシ」です。

クツワムシの生態はよく知らないのでWikipediaで調べようとしましたが、
やはり癪なので、埃を払い払い日本語大辞典で調べてみると、
思ったより簡潔な説明で、生態まではわかりませんでした。
そこで、仕方なくWikipediaで調べてみると、クツワムシは夜行性でした。

『丸善・・・』の設定には合っているわけです。


ところが、
『眼中・・・』では、ペットとして飼われていて、
半壊の家から助け出した上に、確か「吠える」と書いてあったように思います。
家から助け出すのはまあ、あり得るにしても
虫が「吠える」というのはおかしい。
どうなんでしょう? 機会があったら読み直してみたいです。

高村と小島で、別の動物のことを指している可能性もあります。。

今の段階では、いまいちよくわかりません。