『複素函数論』
辻良平他著
森北出版
という本を見ました。
辻正次という人の似たような名前の本もありますが、
正次さんの本がごっついのに比べて
良平さんの本は薄いです。
Amazonによると2,300円ほどだそうです。
小さい本なので、あまり込み入ったことまでは書いていません。
初めに複素函数を勉強するときや、
読んでる本が難しくてよくわからないと感じるときに読んでみるといいかもしれません。
(高校では複素函数なんか勉強しませんでしたけどね。)
この本の素晴らしいところは、
巻末の等角写像の図が豊富に載っていることです。
つまり、複素数から複素数への写像(関数)のグラフが
たくさん載っています。
(本文はともかく、この図は、高校数学でも参考になりそうです。)
自分でかいて見るとわかりますが、
2次元から2次元への写像(関数)のグラフを書くのは
なかなか大変です。
1次元から1次元への写像(関数)のグラフは、曲線になるので
対応関係が明確ですが、
複素函数の場合は、4次元に書くわけにはいかないので、
どうやって対応を見やすくするか、工夫が必要です。
この本は、図に工夫が見られます。
複素数をならって、複素数間の関数がどういうものか気になったら、
たとえば、この本の巻末の図を見てみましょう。
もちろん、まずは自分で書いてみようと、挑戦すれば勉強になります。
行き詰った場合や、いろいろな関数をみたいときは、
もし本屋とかにあったら、是非どうぞ。
買うには高いですが、ちょっとみるだけでも、
すばらしい図形が載っていて感化されますよ!