このキラキラのビジュー、何だと思いますか?
これは、長男が夏休みの課題で制作した「ミョウバンの結晶」です。
ミョウバンってあの、なすの漬物につかうミョウバンです。
ろくに作り方のレクチャーもなく出された課題。
大きさ・透明度・形のよさの3点で評価されるそうです。
この夏休み、ずっとずっとこのミョウバンとともに過ごしてまいりました。
結晶を育てるための溶液つくりからあれやこれやと苦労しました。
結晶の核となる種結晶は出来るだけ美しいものを選ぶとかなんとか
いろんなところに書いてありますが、選ぶほどの数は出来やしません。
やっと確保した精鋭の種結晶は3つ。
そのうちの二つが跡形もなく溶けて消えているのを発見したのは真夜中でした、
あの時は本当に衝撃でくらくらっと来ました。
クラクラ・・がくっ・・・・・。って感じで。
そして残された種結晶は唯一つ。
補欠のつもりで置いておいた直系3ミリのちびちび八面体でした。
そのオチビ八面体がこんなに大きくなったんです!
直径約6センチ。
きれいな八面体だからみんなで「はっちゃん」と呼んで、
毎日毎日、溶けていないか、おできが出来ていないか、
ミョウバン水から顔を出していないか、こまめに面倒を見てきました。
就寝前の夜中におできが出来ているのを発見したときは、
大慌てで除去手術をしました。
「早期発見してよかった・・・。」と長男がお医者様ばりにつぶやいていました。
このとんがりのシャープさを見てください。
自然の力ってすごいですね。
ミョウバンの分子たちが自分たちで手をつなぎあって
しっかりと肩を組み合って、この形になっていくんですね。
結晶が出来る原理も、長男に教えてもらいながら理解して、
その分子たちの行動に感動してしまいました。
明日、この結晶「はっちゃん」は化学の先生に提出されます。
学年の優秀作品に選ばれると、文化祭で展示してもらえるそうです。
うちの「はっちゃん」いい線行ってると思うのよね~。
だって、化学の参考書にのってる写真に負けてない気がするもの・・・。
「はっちゃん」!しっかり輝いて、選抜メンバーに入るのよ!
ママ、信じてるからね!
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