◆「モニタリングと評価活動ワークショップ」開催のご報告(12/26) | フィリピン支援に関わるNGO役員・職員の研修プログラム

◆「モニタリングと評価活動ワークショップ」開催のご報告(12/26)

フィリピン支援に関わるNGO役員・職員の研修プログラム 第5

長畑 誠氏と学ぶ参加型 モニタリングと評価活動ワークショップ

2009年12月26日(土) 09:30-17:00

講師:長畑 誠氏




今回のワークショップでは、現地のNGOや住民にとってのモニタリングとは何か、どのように話を聞いてくれば良いのかという点について、実践的に学びました。



(研修内容 要約)

1.グループワークI:聞きたいことは何か


フィリピン支援に関わるNGO役員・職員の研修プログラム-groupworkI
グループワークIでは、以下の表を利用して、日本のNGO、現地のNGOと住民が「知っていること」と「知らないこと」を整理しました。モニタリングや評価として現地を訪問する際、日本のNGOは自分たちが知りたい情報を収集することで満足しがちです。しかし、参加者はこのワークショップにより、現地のNGOや住民も気付きや学びがあるモニタリングや評価とすることが必要であり、「私たちも住民も知らない」ことや「住民は知らないが私たちは知っている」ことを「私たちも住民も知っている」ことにしていくことが理想であることを学びました。


2.グループワークII:それぞれの立場に立って考える
フィリピン支援に関わるNGO役員・職員の研修プログラム-groupworkII
グループワークIIでは、参加者は2グループに分かれ、事例を1つ選び、その事業において、時空列で各ステークホルダーが実施した事を整理しました。参加者は、各ステークホルダーの事業への関わり方、また、今後の達成目標を確認しました。




3.グループワークIII:質問内容を考える

グループワークIIIでは、「日本側が知りたいこと」、「カウンターパートが知りたいこと」、「住民に発見してほしいこと」分けて、具体的に質問内容を整理しました。質問の方法として、講師の長畑氏からは、一方的に質問を浴びせるのではなく、相手の自尊心を尊重した会話をするように心がけること、相手の考えや思い込みを聞くのでなく、事実を思い出してもらうような質問をすること(“why”ではなく、“What, who, when, where”を使うこと)が重要であるという説明がありました。

(以上)



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(参加者の声)

現地の人たちが自分たちで気づいて行動することの大切さが確認できました。次の訪問で現地の住民と話し合おうと思います。

カウンターパートの能力向上もまかせきりではなく、一緒にやるべきだと気付きました。


☆★講師紹介★☆

長畑 誠(ながはた まこと)氏

1988年からシャプラニール=市民による海外協力の会に勤務し、9397年に同会バングラデシュ事務所長。2002年に退職。2003年国際協力NGOセンター調査研究員。2004年に仲間とともに「あいあいネット(いりあい・よりあい・まなびあいネットワーク)」を設立し、現在、同会専務理事。日本と世界の「地域づくり」の現場を繋ぎ、経験を交流し、学びあう活動を展開している。またインドネシア・西部バリ国立公園において周辺住民と公園との共存・協働関係を構築するプロジェクトも実施中。ACC21理事、ソムニード理事、明治大学大学院客員教授。