4.事実を全て伝えようとしないこと

 これは前述のものとは正反対のケースだ。キャッチコピーの目的は、文章を読み進めてもらうことだ。従って、先を読まなくても、何が書いてあるのか分かってしまうようなキャッチコピーでは効果が半減する。例えば、次のようなものだクラッカー

歯を白くする歯磨き粉

人はキャッチコピーを見ただけでは購入しようとしない...
興味を持ってくれた読者に、お金を払って商品を買ってもらうには、セールスコピーの中身を読んで貰う必要があるのだひらめき電球
従って、先を読まなければ分からないように、キャッチコピーで読み手をじらす(=ティーザー)ことを意識しよう音譜

5.お利口なキャッチコピーは避けること

 キャッチコピーの目的は、
『あなたの才能やセンス、頭の良さを誇示すること』ではない!!
そうしたキャッチコピーを書いても、あなたのセンスは褒められるかもしれないが、実際に売上という結果は全くついてこないDASH!
キャッチコピーの目的は、一言で読み手の心に残る言葉を作ることではない。本文へと読み進めてもらうことだけだ。。。

例えば、次のキャッチコピーはあるアルコール飲料のものだ。
何も引かない。何も足さない。

このキャッチコピーが作られた背景から考えると、確かにうまい言い方だが、実際にWEB上で、このキャッチコピーを使ったとしたら、確実に素通りされるだろう汗
うまい言い回しで、自分への賛辞を求めるコピーライターは二流に過ぎない。一流のコピーライターは、常に、『反応率や売上』という目に見える数字で勝負する。自分が獲得した賞の数を誇るのではなく、クライアントの売上を増やすことがコピーライターの仕事なのだ音譜

6.中身のないキャッチコピーは書かないこと

 残念ながら、電車の中などで見られる広告は、ほぼ全て、この「中身のないキャッチコピー」に当てはまる。セールスのためのコピーライティングを学びたい人は、そうした広告を参考にするのは、今すぐに止めようDASH!

中身のない広告の例としては、
率直な人に率直な事実を

もし、こんな時は・・・
などがある。ここまで読み進めてくれた方は、こうしたキャッチコピーが酷い結果しかもたらさない事はお分かりだろう。
セールスに必要なキャッチコピーの役割は、あくまでも読み手の注意を惹いて次へと読み進めてもらうことだ。お上手な言い回し、お利口な言い回しは、ただの自己満足だ。
それでは、セールスには繋がらない合格

7.短くしようとし過ぎないこと

 キャッチコピーが簡潔なのはすばらしいことかもしれない。しかし、他の全てを犠牲にしてまで、簡潔にしようとはしないことだ。言いたいことが伝わらなくなってしまっては意味がない
本当に必要なことを伝えるためなら、キャッチコピーはどれだけ長くなっても構わない。
かなり長いキャッチコピーで、高い反応率を出しているものはいくらでもある。逆に、他の全てを犠牲にして、簡潔にスタイリッシュに仕上げたキャッチコピーで、反応を得ることはできないのだ音譜