「遠くの親戚より、近くの他人」といわれているように、近所付き合いは大切である。



特に、家族を持つようになると、子育ての面においても近所付き合いを軽視するわけにはいかない。



しかしながら、近所の方々とは、学校での気のあった友人関係でもなく、趣味でつながる同好の士といったわけでもない。



だから、肩のこらない人間関係を築くことは時として難しいかもしれない。



困ったときにはお互い助けあうことは必要と思いつつも、あの人だけは……、となる可能性もある。



だけど、1戸建てに住むからには、屋根瓦の交換や壁の塗り替えといった家の改修やエアコン工事といった、あるいは宅配便のトラックを停車するにしても、些細なことが原因でトラブルになることも考慮しておくべきだ。



隣近所の付き合いを蔑ろにしていたら、大きな面倒を抱え込む恐れなきにしもあらず、なのである。



野中の一軒屋に住んでいるのならともかく、住宅密集地に居をかまえているなら、無用なトラブルを避ける意味でも、日常生活では近所付き合いは重要である。



親しすぎず、疎遠にならずといった、適切な距離を保った関係を築くことが望ましい近所付き合いではなかろうか。