でも、占星術の意味を、ちゃんと知ってて占ってる人って、少ないんじゃないかな。占星術って、今はね、文系的な考え方になってるけど、元々は理系的な考え方なのね。13星座ってあるけど、あれ、伝統的な占星術じゃないのね。5000年前から続いてる伝統的な占星術は12星座なんだけど、新しい星座がね、見つかっても、今ある星座が消えても、その12星座は変わらないの。理由はね、伝統的な占星術の12星座って、例えば魚座ね、占星術で言う魚座って、空にある「星の魚座」の事じゃないのね。「空間」の事なの。占星術の魚座とか乙女座って、占星術の開発が始まった時にね、空を12等分して、その空間に付けた名前なの。星の星座の事じゃないの。だから伝統的な占星術では、空が均等に12等分されてるの。おひつじ座を「√1」、おうし座を「√2」って、番号にしても良かったのね。開発中は、そうだったのかも知れないけどね(5000年前に√に気付いてたかは知らないけど)そんな感じで名前を付けるとね、魚座は√12になるの。√12って、2って決定数(有理数)と、√3って非決定数(無理数)が組み合わさってるのね。数字(究極の元素)から言えば魚座は「バランスが取れてる」ことになるの。でも今の占星術って、伝統的な占星術でも、そうじゃない占星術でも、そんな感じの考え方をしてないよね?それでね、占っても、って思うのね。©洪 経世