〈インフォメーション〉この作品は強盗を推奨するものではなく娯楽としての文芸作品でありフィクションです。最も重大な人権である言論の自由を踏まえ、ご理解ください。
もしね、違法賭博屋が強盗にあって警察に通報したとすると、警察は「本当に現金がそこに有ったのか」を確認するために、いろいろ質問するのね。取られてないのに「1000万取られた」って言う奴がいるから。ホントか嘘か分からないまま捜査を始める事はできないの。人件費がかかるんだから。その人件費は税金で払ってて、ムダ遣いしたら納税者が怒るでしょ?その事で「警察は被害者を犯人みたいに扱う」って言う奴がいるけど、それ犯罪者の考え方だから無視した方がいい。強盗被害にあった場合はね、そこに現金があった事を証明しないといけないの。だから善良な会社は銀行に預けてるの。警察はたぶん最初にこう言うはずだよ「なんでそんな大金をそこに置いてましたん?銀行に預けんと?」だから違法賭博屋は警察に通報できないわけ。裏金なんかもそう。違法賭博をやるくらいなら、その賭博屋の金庫を狙った方がいいんじゃないかな、確実に現金を手に入れたいんなら、って話。警官も人間だから、物的証拠がなくても、見た目に「これは嘘ではないだろう」と思ったら真面目に捜査してくれるだろうけどね。もちろん善良な市民の場合だけど。違法賭博屋の場合は、大阪府警だったら「オマエはアホか」って言うかもね。©洪 経世