昨日の話で、武器を使わない武道は武道じゃないみたいな事を言ったけど、覚えてる?イルキンソン?空手家の?法事でキムコ(親戚)のケツを触って「ドスケベが!」って怒られた世界最強の格闘家。「世界最強の格闘家」って言うのはイルキンソンが自分で言い出したんじゃなくて、イルキンソンの後援会が言い出したのね。イルキンソンが、猟銃を持って住宅街をうろついてた、警官も怖がって近づけないバカを右逆手突き一発でKOしたのは本当らしくて(もう一回おなじ事をやってくれって言ってもできないと思う)その武勇伝で後援会の会長が舞い上がって(政治家らしい)「世界最強の格闘家イルキンソン!」がキャッチフレーズになったみたい。確かにそれなら空手は立派な武道だと思うけど、それって空手の訓練でできるようになる事じゃないでしょ?単にイルキンソンの才能でしょ?イルキンソンって右逆手突きしかできないんだけど(それでよく空手家って言えるよな)それでどうやって異常者に勝てたのか、不思議に思って調べてみたら、友達みたいに近づいて、相手があっけに取られてる瞬間に手に持ってた小麦粉を相手の顔にまいて、咳き込んでるところに右逆手突きを食らわせたみたい。アゴにジャストミートしたのかと思ったら頭をぶん殴ったんだって。頭の横でも後ろでもなくて頭突きで使う一番固いとこ。それでKOだよ?驚いたよ。拳の骨も折れてないんだって。ふつう折れるよ?頭の一番固いとこ殴ったら?右の拳は真面目に鍛えてるみたいだな。これを「上手い」と考えるか「卑怯」と考えるかは、空手家の意見は分かれると思うけど、小麦粉は奥さんがやってるフライドチキン屋の小麦粉だって。©洪 経世