やっと観て来た
 Sex And The City

 軽く笑えて
 泣けて
 共感できる。

 実は、このドラマ
 ダーリンも大好き。
 
 女性っていつもこんなこと考えてるの?

 って聞いてきたけど
 くすくす笑えるし
 二人でいつも観てる。
 
 ただ、映画ばかりは
 あたくしの大好きな
 女友達とw
 
 パトリシアフィールドの
 可愛いスタイリングを勉強するのに
 お洒落をしていかないわけは無い。
 髪の毛を巻き
 ZARAのお気に入りのワンピに
 クラッチバッグ
 そしてあたくしのデザインした
 ブーツを履いて。
 
 マロノブラニクより
 高級よ。
 だって、
 世界に1点しかない
 フルオーダーなんだもの。
 
 鼻歌交じりに
 支度をしていると
 ダーリンがうれしそ~に
 じっと見てる
 
 「おでかけって感じだね~」

 いつもは
 お仕事に出かけるダーリンを
 あたくしが見送るんだけど
 今回は逆

 忙しくパタパタと部屋を行き来してる
 後ろをダーリンも
 しっぽを振ってついてくる。
 玄関でお別れのちゅーをすると
 
 「コイ、グロスがとれちゃうよ」

 とw
 グロスなんて単語覚えちゃって。
 くすくす笑いながら
 エレベーターへ向かうと
 玄関のドアを少しあけて
 ず~っとこっちを見てるダーリン。
 
 よっぽど、今日のスタイルが気に入ったみたい。
 男の人ってやっぱり
 外見に弱い。
 すこ~し髪を巻いてみただけ。
 こんな簡単なことで
 あんなにもあたくしを欲しそうにするなんて。
 
 置いてけぼりのペットのような顔の
 ダーリンを振り切って
 小走り気味に映画館へ。
 
 映画が始まるまでおいしいカフェオレを飲みながら
 話す内容は勿論、恋の話。
 彼女とは、恋と言うよりも
 結婚への道の話。
 
 彼女は、結婚願望がとても強く
 それを成就させるべく毎日自分を高めて
 より良い相手を見つけるための努力をしている。
 
 本命ありきのフリーセックスを楽しんできていた
 あたくしには結婚はピンときていなかったんだが
 ダーリンと付き合うようになってから
 突然目覚めた結婚願望を彼女とは色んな角度から
 切り口を見つけ案件?を出し合う。
 
 SATCの世界観はリアルにどの女性にもある。
 ここまで共感できるのは
 演じている彼女たちがあまりにも
 リアリティーがあり、存在・容姿ともに
 身近に感じられるからだと思う。
 
 心の中でロマンスを追い求め
 現実社会でロジカルを演じる。
 
 女性は年齢を重ねるごとに
 そのギャップを埋められなくなってくる。
 実は、いつまでも
 白馬に乗った王子様を待っているのに
 私は一人が楽しいからと演じてみせる。
 
 素直になったら馬鹿を見るんじゃないかと
 ビクビクしてしまう。
 
 つい先日、
 あたくしばっかりがダーリンに尽くして
 ダーリンが優しくなくなったような気がして
 これ以上共存できる自信が無くなり
 一人泣いていた。
 気づかれないように泣いているが
 どこかで気づいて欲しくて泣いている。
 
 「ごめんね、
  俺が悪かった。
  愛してるから」

 の安心セットが聞きたいが一心で
 泣いてみせる。
 ところが、ダーリンに気づかせる前に
 泣きつかれて寝てしまったらしく
 目覚めれば、ダーリンに背中を向けて寝ていたはずなのに
 しっかりと抱きすくめられていた。
 
 起こさないようにそ~っとベッドを抜け出し
 顔を洗い、腫上った両まぶたを冷やす。
 今日の予定を見るため手帳を見ると
 生理の予定日が差し迫っていることに気づく。

 
 「だからか…」

 
 おそるべきホルモンバランス。
 生理前に必ずといっていいほど
 ウツ気味になり、感傷的になり泣いて見せたり
 ぐずってみせる。
 まるで眠る前の赤ちゃんだ。
 それも30を超えた。
 
 恋愛って相手を振り向かせようとし、
 より良い自分を知ってもらおう、
 より好きになってもらおうという努力も
 勿論大事だけど
 何よりも、自分自身を振り返り、
 よく知ることが大事なんだなぁと
 この年になって痛感した。
 
 自分をコントロールできないのに
 他人をコントロールできるわけが無い。
 
 そう思うと、

 「どうしてこの気持ちわかってくれないの?」
 「どうしてこんなに頑張らなきゃいけないの?」

 という「どうして?」がす~っと消えていった。
 自分のことを良くわかってないから
 自分の考えをうまく表現できてないだけ。
 
 これからは
 これがテーマになりそう。
 
 ダーリンに隠し事なんてしてほしくないとか
 どこでも一緒にいたいと思ってるつもりだったけど、
 実は、あたくし、
 干渉されたり、邪魔されるのが大嫌い。
 ダーリンからの愛情はたっぷり感じているけど
 あまり干渉してこないし、
 友人との付き合いを優先するあたくしのペースを
 まったく乱さない。

 どれだけ好きでも
 他人は他人。
 自分をわかってもらうには
 しっかりとお互いの領域を保ちながら
 認め合って生活していかなきゃ。
 
 
 この先、
 結婚を考えるダーリンとなんだから
 なおの事気をつけよう。
 節度のある好き勝手を互いに出来るように。
 それと
 有り余る愛情と信頼感で包まれた
 生活が出来るように。

 あ~
 もう、籍だけでも入れたいな
 地味婚でいいから
 キャリーみたいに。