この前、とうとう
ダーリンのお母様とお食事をするはめに。
それは突然やってきたのよ
前日からダーリンが
「明日、母親と昼会ってくるよ」
と言われていたので
良いタイミングだと
あたくしも、たまには・・・と
「じゃぁ、実家に少し顔出してくるね」
てな感じで就寝。
翌朝。
ダーリンとお母様の
待ち合わせ場所は駅とのことで
あたくしも駅まで一緒に向かう。
思いもよらないところで
お母様と鉢合わせ。
予測もしていない出来事に
軽い尿意を感じ
思わず足をクロスしてしまう。
「ここここんにちは、初めまして」
すると、
「こんにちは~!
いつも、お世話になっておりますぅ」
と軽やかに返される。
「こちらこそ!いつもすみません。」
と頭を下げて自分の姿を見て気づきました。
あたくし、ジーンズにTシャツ。
髪の毛は束ねてお団子。
初対面よ!
初・対面!
こりゃ~早くドロンしなきゃと
挨拶も適当にあたくし、帰ろうとすると
お母様が
「お腹すいてない?何か食べる?」
と言ってくるじゃないさ
目が完全に泳ぎきっているあたくしに
ダーリンが
「何が食べたい?」
え・・・
自分、行って良いんすか?
腹ぺこっすけど
お言葉に甘えちゃっていいんすか?
と返事をする間もなくレストランへ。
ダーリンのお母様は
初対面とか気心の知れた仲という
距離はないらしく
誰とでも一定の距離を保っている様な印象。
ダーリンと前から行ってみたかった
ガンボ料理のお店へ連れて行ってもらい
お料理を囲みながら
お母様のお話に耳を傾ける。
ダーリンのお母様に対する接し方も
とても良くて
一安心。
政治から芸術から親族のお話まで
多岐にわたる会話を楽しんだ。
すっかりとご馳走になり
実家へ帰るあたくしと同じ方面へ
お帰りになられるお母様と
少し歩き
「いろいろ、迷惑かけると思いますが、
よろしくお願いしますね」
と言われ、
「はい、本当に良くしていただいてるので
こちらこそどうぞよろしくお願いいたします」
と返すのが精一杯だった。
その夜、
ダーリンとベッドで色々話しながら
お互いの将来の道が少し見えてきた様な気がした。
実は、つい先日、何もかもに自信が無くなって
荷物をまとめて出て行こうとしたのよ、あたくし。
ダーリンの愛情が全く感じられなくなって
もちろん、本気半分、試し半分。
引き止めてほしいから。
気の弱い、ずるさの残るダーリンは
強くは引き止めてこなかったけど
どうしていいかわからない表情で
おろおろしてた。
ダー:「帰るの?」
あたくし:「帰るつもり」
ダー:「帰ってこないの?」
あたくし:「どうしてほしい?」
ダー:「帰りたいの?」
あたくし:「一人の方が楽なんでしょ?」
言葉が詰まってしまって
あたくしの手をずっと握ってる
ダーリンになんだかこっちが胸が苦しくなって
「ごめんね。大丈夫出て行かないから」
と言って、ベッドで一緒に寝た。
ダーリンが
「ごめん。俺が悪い。
だから、出て行くなんて言わないで、こんなに好きなんだから」
といった言葉で、かた~く閉ざしてしまいそうだった
心がみるみる潤っていくのがわかった。
やっぱり、あたくしは、解りやす過ぎるほどの愛情が
ないと生きていいけないらしい。
「ごめんね。もう、出て行くなんて絶対言わないね
一生そばにいるから」
と言った。
と、言ってやった
言ってやったわ~
それ以来
ダーリンの生活の中に
将来のヴィジョンの中に
あたしの存在があることに
すこ~し自信が持てるように。
少しずつ、
ゆっくりと。
がんばりまーす