切迫流産とその先の話を含みます













病室に到着した旦那は


泣いていなかった


けど顔を見合わせた瞬間


声を上げて泣いた


お腹に向かって


声をかけながら泣いた


もうだめなのかと


しばらくして


分娩室へ移動するように呼ばれた


旦那は主治医から


説明を受けるために


別室へ行った


娘を出産したときと


同じ分娩台で


子宮収縮薬が入った点滴を受けながら


出てくるのを待つ…


すぐに旦那も隣に来てくれた


ほとんど待つ間も無かった


点滴が入りはじめてすぐ


ごく弱い定期的な痛みが来た


子宮筋腫の痛みとは違う


優しい痛みに感じた


ただ、いきんだらダメなやつ


すぐに思って


息を吐くように心掛けた


痛みと痛みの間に


力が入った時


出てくる感じがした


もう出てくる


次の痛みも息を吐かないと…


うっと声が出たと


同時に出てきてしまった


「出てきた」


思わず声が出た


その場にいた助産師さんが


パットの中で受けてくれた


旦那が覗いて


「あぁ…」と声が聞こえた


あたしも見たかった


先生が来られ


確認される時に


手を合わせられた