火葬が終わったが


あたしの娘は


もう骨は見たくないと


車で留守番をした


リウマチもあった母に比べると


しっかりした骨が残っていた


喉仏もほぼ形が残っていた


骨壷と一緒に帰り


仏壇に置く


何だかようやく


母もいなくなったことが


受け入れられた気がした


この年は本当に


有名な方の


訃報報道を


たくさん


目にした気がする


しばらくしてから


鹿児島のおばも


亡くなったと


連絡があった


おばは長く認知症を患い


父が亡くなる前に


体調を崩されていたようだった


空の世界はきっと賑やかだろう


その中で父は


母のことを見つけられただろうか


長く会えなかった人たちと


痛みも辛さもなく


心置きなく


久しぶりの再会を


喜んでいるのだろうか