次の受診日も
早めに実家に到着した
前回準備が遅くなったことは
分っていて
早めに用意をしようと
していたが
やはり予定通りに
動くことは難しいようだ
自宅内では
壁に手をついて
歩いていた
病院到着までの間
父は
自分が自分でなくなっていくことが
辛いと言った
孫大好きな自分が
孫と遊ぶことが
辛くなっている
そのことを言い終わると
何度も何度も
同じことを
同じテンポで
繰り返し言っていた
痰が絡んで
言葉を発するのも
しんどそうだったが
同居する妹家族の
子どもたちが
嫌いになったんじゃないと
言いたいように聞こえた