私が子どもの頃


まんが日本昔話

というTV番組があった

毎週楽しみにみていたのを

覚えている


内容が子どもながらに

わかるものもあれば

もう少し大人に近づいたら

わかってくる内容のものもあった



今になってやっとわかった

ことがある





むかーしむかし

あるところに

おじいさんと

おばあさんが

田畑を耕しながら

山のふもとで

生活を送っておりました。


あるとき

孫としばらくの間

一緒に暮らすこととなり


……中略

あの祠より奥には

行ってはいかんよ


真っ黒で毛むくじゃらで

それはそれは

おおーきな大きな

大男が出てな

鋭い刃物を持っちょっとって

おそわれたら

もどってこれん


だから

あそこから

奥へは行ったらいかん

日が暮れる前には

家に帰るんじゃよ



……


たしか

そんなかんじの

部分があったと思う



防犯カメラや

スマホや衛星システムの

無い時代に


野生の動物に

遭遇して

おそわれないために


そんなお話しとして

子どもに聞かせて

いたのだろう



なぜ数十年たったいまわかったのか


それは


このお話しは

山のふもとのお話しで

私は海辺で

生まれ育ったから


山の奥を想像する力が

薄かったのだ



スマホやAIに頼れる

便利な世の中になったけど


想像することって

危険を回避できるために

役立つのかもしれない




いや

危険を回避するために

想像する力が

備わっているのかもしれない




むかしのひとが

言ってた迷信のようなものは



危険をすぐに察知できない

または察知しても回避しきれない

状況を脱するための


いのちをまもる

術だったんだね



きっと








そんなことを思った今日なのでした。










今日もありがとうございます