本日もブログ『Ω…建築萬紀行…Ω』のアーカイブをお届けします。

 

 

 

 

 

 2009/8/10 

 

№1031_犯罪者の温床

 

 

仕事場のすぐ近くにガールズバーがオープンしました。
ちゃんと宣伝のチラシにも、ガールズバーと書いてあり、『元気な女の子求む!』とあります。

そこで大いなる疑問、“ガールズバー”って何?

さて、ガールズバーの工事が始まる前、店主が挨拶に来て、こう言いました。

「工事でお騒がせして申し訳ありません。この度、ショットバーをオープンすることになりました。」

店主は、ハッキリと“ショットバー”と言った。

なのに、それがフタを開けてビックリ、街の景観もぶっ壊すケバイ外観の上に、なんとガールズバーオープンとあるではないか!

繰り返しますが、“ガールズバー”って私は何か知らないので、wiki情報レベルで調べた内容を書くと、こうある。

“女性がバーでカクテルを作っておもてなしし、お客さんとおしゃべりしたりするショットバー”

しかし、実態はこうだ(独断での想像ですが・・・)!

“風俗営業法にかからない法の抜け穴を狙った新しい業態で、キャバクラのような隣に座って不埒な接待はできないが、深夜1時までの営業の縛りがなく、裏では賭博行為等で摘発されたケースもある”

と。

もちろん、百歩譲って、ちゃんと法律に法った“ガールズバー”を運営するとしても、私は解せない。
そこで、先日、京都市に電話して相談することにした。
以下のやりとりは、やや感情的になっていますが、概ね趣旨は同じだ。
なお、下記のセクションに電話が通じるまで、二つのセクションをたらい回しになった状態からスタートです。




ChiChi:「あの~、京都市の桂に住んでいるChiChiと申します。」

(注:実際に住んでいるのは大山崎だけど、この際被害者感情を伝えたいためにウソをつきました。ゴメンナサイ)


京都市:「どうなされましたか?」


ChiChi:「近所にお店がオープンするようなんですが、お店の形態に違和感を覚えるんですが。。。」


京都市:「どのようなお店で?」


ChiChi:「居酒屋なんですが、宣伝チラシには“ガールズバー”とあります。」


京都市:「“ガールズバー”ってなんですか?」


ChiChi:「さあ、私も昨日まで工事用仮囲いで建物外観は見えなかったんです。てっきり居酒屋だと思っていたら、開けてビックリ、“ガールズバー”と書いてあります。ネットで調べた程度の情報ですが、キャバクラほどいかがわしくないですが、女性がメインでおもてなしするショットバーらしいです。」


京都市:「法的に問題ないのでしょうか?」


ChiChi:「私は法律の専門家じゃないので、“ガールズバー”が合法か否かは関係ありません。」


京都市:「じゃあ、こちらでは判断しかねますが。。。」


ChiChi:「ちょっと、それは変でしょう。」


京都市:「なぜですか?」


ChiChi:「私は情報提供者として、まずは京都市の、しかも桂離宮の目と鼻の先とも言える閑静な住宅地の中で、このような業務形態のバーができることを、景観や環境を重視する京都市として、OKなんですか?ということを調べて判断してほしいんです。
それを、法律で合法かどうか分からんから、それじゃ知りませんとは無責任ではありませんか?」


京都市:「はぁ、では、建築基準法上どうかを調べることになるでしょうから、建築審査課へ電話を回しましょうか?」


ChiChi:「また、たらい回しですか?今言った内容、ご理解できていますか?私はどーでもいいんです。問題は京都市として、どう考えるかでしょ?桂離宮という市民の財産の目の前に“ガールズバー”ですよ、“ガールズバー”!京都市は許すんですか?」


京都市:「では、こちらで建築審査課に連絡して調査してみます。場所はどちらでしょうか?」


ChiChi:「場所は、●区■町××の◆です。」


京都市:「なお、ChiChiさんとしては、どーでもいいんとのことですが、もう感知しないということで結構ですね。」


ChiChi:「はい、私はどーでもいいです。京都市としてちゃんと対応してください。」




とまあ、なんとも力の抜ける対応に、隣の“ガールズバー”以上に怒りを覚える役所の窓口対応でした。

これで、万事うまくいくならいいですが。。。。


しかし、勝手な偏見で申し訳ないですが、新宿方面の“ガールズバー”では覚醒剤などの摘発も相次いでいるという。京都市以前に、覚醒剤の温床となり得そうな業態の店を野放しにしているという事態が、酒井法子のような犯罪者を生み出した原因のひとつではないだろうか?
それと、酒井法子も問題だが、死体遺棄させて逃げた押尾学ら犯罪者も、あの遊び部屋を営んでいた通販会社社長という人々も、もっと社会的責任を持つべきだと思う。

ほんと、こんな桂のような静かな町でさえ、こういう店がはびこる世の中って。。。

 

 

 

 

 

 

 2009/8/11 

 

№1032_ヤシの木!?

 

 

今日は西へ東へ移動して、汗びっしょりです。

事務所に帰ってきても頭がオーバーヒートしているので、気分転換に先日モデリングしたヤシの木をアップしましょう。
まだ、全景は公開できないのですが、サービス、サービス!

 

 

ヤシの木に見える人には見える。。。ハズ(笑)


それと、先日アップした琵琶湖湖面の写真、友人がこんな加工して送ってくれました。
もう、さすがという前に爆笑です。
 

 

それにしても、鳥の影まで施してあるとは驚き!

 

 

 

 

 

 

 2009/8/12 

 

№1033_BIMなるもの

 

 

何も知らないのに、タイトルに“BIM”なんて専門用語?、使っちゃいました。
タイトルのBIMって、以前にもどこかのセミナーに参加したレビューでちょっと書いた覚えがありますが、過去日記を探すのも面倒なので、適当に書くと、なんか4次元CADだって振れ文句を聞いた覚えがあります。

4次元????

3次元でもアップアップだっていうのに、もう一つ次元が加わるの?しかも時間軸だって聞いた覚えがある。行程の流れや資材供給計画とか、検討できるようになるってことだろう。
なんでそんなことを急に書いたかといいますと、今取り組んでいる現場の行程図が工務店から示されたんですが、どーしても頭に入らない。もちろん、言わんとしていることは頷ける。でも自分の頭が置いていかれる。。。。

そこで、時間軸にばらして図面を再構築中の時、もしかしてBIMを使えば簡単にできるのかなって思った。まっ、えてして簡単にできるよってうたい文句のものほど簡単じゃなかったりするけど。。。。

いずれにせよ、いつかBIMも触ってみたいが、その前に先立つものなし。。。。
どなたかBIMに詳しいかた、是非コメントお寄せください。

ちなみに私が書いた時間軸図面が↓↓

 

 

さて、昨日から今朝にかけて、日記には書けそうにないちょっとした事件がありました。まっ、私自身は今のところ影響がない(ってこともないですが)のですが、ちょっと心配な日々です。
でも、きっと時間が解決してくれることでしょう。



あと、どーでもいい話ですが、私のブログ、日頃検索キーワードで引っかかる言葉はズバリ“AutoCAD”なのですが、その言葉を押さえて、堂々と1位に輝いた言葉があります。
現段階、8月の検索キーワード第一位、それは、




“自由工作”!


まるで夏休みっぽい言葉に腰が抜けそうになりました。。。
自由工作”で来られた方にはお恥ずかしいページをお見せしました。。。。

 

 

 

 

 

 

 

 2009/8/13 

 

№1034_右も左も分からない

 

 

HaHaは右と左の判別がつきません。
いちいち、「箸をもつのは右!」と声を出して宣言しながら、右であるかどうかを確認します。

うちの車にはカーナビがないのですが、そうなればHaHaの人間カーナビに頼るわけで、HaHaが「右に曲がれ!」と言えば、私は3割の可能性で左に曲がってみます。実際、本当にそれで正解なことがありました。


さて、右や左は誰にでもすぐに分かると思うのですが、私にとって苦手なのが、オリエンテーション、すなわち方位です。
北と南はすぐに分かるんですが、東と西は混乱します。
地図や建築の配置図を見ながら、西がどっちだっけ?って言うときは、必ず地図のオリエンテーションを実際の北方面へ私の体ごと回転させながら向け、「太陽が昇るほうが東だから西はこっち!」と宣言しながら確認しないと理解できないんです。
それでも東や西はまだマシ。もし北西とか言われたらもう思考停止しますし、南南西と言われたら、脳の活動がフリーズします。


そんなこんなで、もう一昨日のことになるんですが、確認申請の変更申請があったんで、審査機構に行った先での話。
申請書を用意したのは設計スタッフなので、私はその説明を横で聞いていたのですが、階段の幅員で>(大なり)<(小なり)の記号が書いてあって、例えばw>900とあるところを結局w(幅のこと)が900より大きくしないといけないのか、小さくしないといけないのか大混乱をきたしたのです。
もちろん、きたしたのは設計スタッフだけで、私と審査官はボーゼンとしていました。どーしても>記号の右と左で、どちらが大きいか理解できないとのことでした。設計スタッフによれば、昔から><の記号が苦手で、よーく調べたら、既に決済済みの確認申請図書に書いてあった><記号が逆になっていた。
審査官も見抜けなかった>や<の間違い、これはやはり姉歯の耐振偽装事件のように見過ごされたことになって、我が事務所は国会から訴えられ、証人喚問を受け、見逃した審査機構も廃業ってことになるんだろうか!(泣)

とまあ、人は『右や左』、『東や西』、『>や<』のように何か苦手があるもんですね。


今、思い出しましたが、私のかつて勤めていた事務所の先輩は、設計のインプットなどの際、スラスラと私がよめるように文字を逆さに書きます。私なんて、〝く〟と書くのでさえ逆さになると思うし。。。
きっと、そういう人は右や左、>や<、東や西などで悩んだことないんでしょうね。

みなさんは、なにか人には言えないような恥ずかしい苦手話ありますか?

 

 

 

 

 

 

 2009/8/17 

 

№1035_古くて懐かしくて。。。

 

 

今、ちょうどラジオで金剛組が日本で一番古い企業であることを紹介しています。
更に話を進めて、世界で古い企業のランキングとして、なななんと、日本の企業が半分占めているという。我が事務所は私が独立して10年ちょっと。。。。
まるで歯が立たない!という次元にすら至っていない。。。

そー言えば、金剛組は私が大阪で事務所を開いていた場所の近所でした。いつも人の気配がなくて、いつも現場に出払っているのかなって思っていましたが、経営難が続き確かどこかのゼネコンの支援を受けていると聞いたような。。。
まっ、ひとの心配している場合じゃないのですが。

さて、昨日、数年ぶりに中学からの友人が電話してきました。
もう何年ぶりかも忘れるくらい久々の電話だった。それでも、昨日まで会っていたかのような感じだったし、声も変わっていなかったので、とても話が弾んだ。

そんなこんなでお盆休みには同じく旧友と温泉に行って来た。
その日は、年に数回とあるかどうかの快晴↓

 

 

はてさて、今日から休みボケの頭をフル回転し、お仕事に励みます。。。
うーーむ、休みボケでピンぼけな日記しか書けないなあ。
なんかネタが浮かんだら、また書きます。。。