本日もブログ『Ω…建築萬紀行…Ω』のアーカイブをお届けします。

 

 

 

 

 

 2009/7/28 

 

№1026_再送信しておきました

 

 

前回の日記にも既に書き込んでいますが、今、深夜枠において放送中の『新世紀エヴァンゲリオン一挙放送』が野球放送の影響で1話分の大部分、録画されませんでした。

そこで、早速、日テレにクレームのメールを送ったんですが、まったく返事もなくスルー状態。HaHaにそのことを告げると、なななんと、関西では“日テレ”とは呼ばずに“読売放送”と言う習わしがあるという驚愕の事実を、この年齢になって初めて知りました。

そこで、今さっき、改めて読売放送にクレームメール送りました(汗)


まったく興味のない人にとって、ChiChiさん、何をウダウダ言ってるんだろうって思われると思いますが、私はまだ『新世紀エヴァンゲリオン』を観たことがなく、厳密に言うと、ネット放送のGyaOで5話までの無料配信された分しか観たことがなく、長年、テレビシリーズの再放送がないか、日々待ち望んでおりました。

そしてその念願が遂に叶ったと思った瞬間、先週の水曜日の放送分が野球の試合でぶっ飛んだのだ!
すなわち、野球が雨で中止になり、野球中止の場合に予定されていたドラマが野球放送時間より短かったため、前半がスッポリ消えてしまったというわけだ。

確かに大人げないと思う。
そんなにムキになって書くんなら、『エヴァ』のビデオ借りたらええやんって言われたらそれまでだ!
しかーしっ、せっかく待ちに待ったテレビシリーズは、テレビで観るのが鉄則だ!
それならちゃんと夜中に起きて観ればええやんって言われたら、反論できない。ゴメンナサイ(←おい、潔く誤るんかい!というクレームのコメントお待ちしております)

と言うわけで、先ほど読売放送に送った改訂版メールの文面を貼り付けて起きますね。



――――――――《メール本文》―――――――――


いつも家族揃って楽しませて頂いております。

実は、ちょっと残念というか、ショッキングな出来事があったのでメールさせていただきました。
40代にもなって恥ずかしい話ですが、深夜に再放送されている『新世紀エヴァンゲリオン一挙放送』に関してです。

私は二人の男の子を持つ40代の父親なんですが、この夏休みに子供と一緒に映画『エヴァンゲリオン新劇場版・破』に行こうと思って、まだ私自身も見たことがないテレビシリースの『エヴァ』を息子達と一緒に録画して楽しみにしていました。

ところが、7月22日の深夜は半分しか録画できていないのです。

原因はどうも野球放送があったとのことですが、新聞にもその旨があるにはあるのですが、そのような深夜にわざわざ起きて野球放送の中止の有無を確認して録画を再セットするなんて不可能です。
余談ですが、ビデオデッキには延長放送の場合は対応できるみたいなのですが、番組がすり替わって、しかも時間が変更されるところまでは想定されていないようなのです。

『エヴァ』は今、子供のみならず、私のようなアニメ好きにも注目を浴びている作品です。しかも日テレはその映画を大々的に宣伝し、バックアップしている局ではありませんか。

うちの親子だけががっかりしたのなら、極めて少数派の意見でもありますし、ひとまず意見だけ読売放送さんに送ってことをすませましょう。
しかし、うちのように落胆し、夏休みのささやかな楽しみを奪われて落ち込んでいる子供はたくさんいると思っています。子供達は私のようにメールを送ることをしないでしょうから、あえて40代のオジサンですが、このように、あえてクレームのメールをさしあげました。

可能とは思えませんが、まずはその飛んでしまった分の放送をもう一度、何時でもいいから放送して頂けませんか?
もしそれがダメなら、せめて、今後はこういう事態に陥らないように、番組を細かくチェックして頂きたいです。それくらいは可能だと思いますし、できないのならその意味を教えて頂けないと納得できません。

なにぶん、大人げない要望とは感じています。しかし、うちの息子は夏休みに入ったばかりだというのに落胆した日を送っていたので、なんとかして再放送の再放送を叶えて頂き、子供を喜ばせてあげたいのです。

なお、最初このメールを日テレに送ってしまいましたが、日テレではそのような恥ずかしい番組編成はされていないようなので、読売放送に再度送り直しました。
ちなみに、私は京都府在住です。


奇跡を信じて待っています。では失礼いたします。


――――――――《以上》―――――――――

 

 

 

 

 

 

 2009/7/31 

 

№1027_ドレープの奇跡!

 

 

タイトル『ドレープの奇跡!』と銘打っていますが、AutoCAD Architecture2010には“ドレープ”というコマンドがあり、私もつい二日程度前まで知りませんでした。
【注意:AutoCADレギュラー版にはないようです。持っていないので確認できませんが...】

このコマンド、使えます。

何ができるかと言いますと、建築計画予定地があったとして、その地形図情報、所謂、コンタ(等高線)で表した図面情報があったとします。
その図面情報を少し(ではありませんが...)編集して、“ドレープ”を実行します。
すると、地形の3Dモデリングができるのです。

では、大まかに手順を説明してみましょう。

まず、計画地周辺を含む地形図を用意します。
なお、下図の地形図は、私がデタラメにポリラインで作図した図面です。もちろん、なめらかな曲線で描きたいのなら、スプラインで作図しても構いません。

 

 

このままでも実行できますが、出来映えを確認したいので、適当なアイソメビューに切り替えましょう。

 

 

ここからの作業が一番骨が折れますけど、ポリラインに高度を与えます。高度を与えるには『オブジェクト プロパティ管理』を開き、ジオメトリの高度を入力すればいい。

 

 

高度の設定ができたら、いよいよ“ドレープ”コマンドを実行しましょう。
【ドレープとは布のように垂れ下がった造形というか様子のことを言うみたいです。英語?が弱いので自信ありませんが・・・】
下図のように、[ホープタブ]→[作図パネル]→直方体ドロップダウンリスト→[ドレープ]の順番で選択します。
 

 

コマンドラインを見ながら入力していくと、地形3Dオブジェクトが完成します。
元のコンタ図形が必要であれば、残すように指示しておきます。

 

 

元のコンタ情報画層をオフにして、3D造形だけを観察してみましょう。三角形のメッシュで地形がモデリングされていることが分かります。
 

 

ちょっと見づらいので、表示をコンセプトにしてみます。

 

 

以上のように、簡単に“ドレープ”コマンドで地形がモデリングされました。
しかし、このままではちょっと問題も残っています。その話は次回に続く!

 

 

 

 

 

 

 2009/7/* 

 

№1028_

 

 

 

 

 

 

 

 2009/8/5 

 

№1029_奥琵琶湖

 

 

一足早く夏休みをとりました。

ちょっと夏休みボケで、キーボードを打つ手が震えています。それとも他に原因があるのか???

ひとまず、夏休みに訪れた奥琵琶湖の風景写真が↓

 

 

場所はマキノのビーチ。
マキノはHaHa曰く、カタカナの町として有名な場所らしいですが、かつては“牧野”だったのでしょうか?それはそれでいいと思うけど。。。。

 

 

マキノに着いた日は長い梅雨の最終日で、湖岸の雲もやや重かったのですが、翌日には快晴で、しかも暑すぎず適度な海水浴(湖ですが)日和でした。
朝早く起きて、浜辺を散歩したショットが↓

 

 

撮った写真そのままだと、HaHaが写っていますので、ちょっと画像補整を・・・・

ところが、HaHaが水面に映っているではないですか!
水面を補正するのは骨が折れるので、もうこのままアップ!


家族旅行に行く前は、梅雨の大雨情報ばっかりでしたが、帰宅してニュースを見ると、芸能界の薬物摂取による逮捕だの失踪だの、暗いニュースが飛び交っていた。
なんか現実に引き戻されるなあ~。
 

 

 

 

 

 

 

 2009/8/7 

 

№1030_初めての裁判員裁判

 

 

今後、年間10000件も行われるという裁判員裁判。たった1件の裁判に集中砲火を浴びせるメディアに釣られて、私もシロート感想を綴っておきます。
率直なところ、驚いた!
判決後、裁判員の方々(ですよね、あのテレビに映っている方々・・・)全員じゃなさそうですが、顔を出しているのには正直、驚いた。
結果的に私の勘違いだと思うけど、裁判員は写真はおろか、テレビには決して出してはいけない規則になっているものだとばかり思っていた。しかも、生声で感想を述べるなんて全く想像を絶していた。
でも、その辺の説明(はどこかであったのを見逃しただけかもしれないが・・・)をすっ飛ばして、普通に映像と顔を隠してはいるが、生声で感想を述べているし、顔を隠して生声でしゃべっていても、服装を比較したら誰がしゃべっているか分かるじゃん。しかも知人や家族なら誰の声か分かるはず。。。。
果たして私の勘違いで、あの方々は傍聴人か被害者家族の映像で、裁判員はあくまで映っていないのだろうか???
実は、昨夜は夏ばてでへばってしまい、夜の9時半には寝てしまった。まあいつも10時過ぎに寝ているので、いつも通りと言えばいつも通りですが。。。(笑)
なので、未だにちゃんとニュースを見ていないし、朝は子供番組で見せてくれない。(今7時ちょっと前時点でもアニメがかかっている)

以上、メディアに顔と生声が出てきたことが一番の衝撃でしたが、その他の感想として、『なかなかやるやん、裁判員達』って感じた。
私ならああいう場面に立ち会えば、まずは感情が先立ち、被害者心情ばかり考え、求刑が16年だとしても、人を殺したら死刑!としか考えないで、どんな情状酌量も受け入れない大人げない裁判員にしかなりえない。
なのに、今回の裁判員はみなさん、大人で、冷静沈着、言うべきことは言う、しっかりした方々ばかりでした。多分、変な話ですが、実社会と違うああいう大舞台に人は立つと、自分では想定し得ない能力を発揮するのかもしれない。私はせいぜい仕事柄、施主数名の前で、自分の設計した案をネチネチと話すくらいで、10人以上の人前でしゃべったことがないし、想像もできないが、その辺、実際どーなんでしょ。
ところで、さっきもチラッと書きましたが、『当たり前やん』って言われればそれまでですが、なぜ判決は求刑同等、もしくはそれ以下なんでしょう。
例えが悪いかもしれませんが、まるでテストの点数で、今回のテストは16点満点ですと宣告され、そこから情状酌量の部分があれば点数を下げるみたいな風に感じられる。
まず、有罪無罪かを審議し、有罪であれば、ひとまず求刑で出ている16年より悪質な犯罪だと感じたら重くしてもいいのではないだろうか?そもそも刑を軽くする風潮があるとまでは言わないが、求刑の8掛けとか7掛けとか、まるで商売人のような、さじ加減で判決を言い渡しているフシがあり、純粋に憎っくき犯罪者にもっと思い刑罰を与えたいという心情が働けば、もっと厳しい判決を下してもいいのではないだろうか?今回は妥当だったとか、今までの判例ではこうだったとか、そーいうもんじゃなく、せっかくの民間人を加えて始めた裁判員裁判なんだし、厳しい一歩踏み込んだ判決も今後は期待したい。
もちろん、今回の事件がどーだったか私は知らないので、今回の判決に不服だと言っているのではない。もし今後求刑に照らし合わせて軽いんじゃないかと思われたら、裁判員は堂々と厳しい判決を下すべきだと言っているのです。それが民間人の民間人による民間人のための裁判だと信じます。
まっ、冒頭書いたように、そもそも求刑を上回って判決を厳しくしてはいけないという法律でもあれば別ですが。。。。

最後に裁判長の言葉使いで気になったので書いておくと、私があるジャーナリストのブログで見た話ですから真意のほどは保証しませんが、途中で審議が進む過程で裁判員の補欠を徐々に減らすことがあったそうで、その際、裁判長の説明として、その方々が「不要になったから減らした」と述べたらしい。
今まで協力してきた人々に対して、〝不要〟という言葉は不適切ではありませんか?
百歩譲って、法廷用語で補欠裁判員を減らすことを〝不要〟と表現するとするなら、それでも途中で補欠をなくすというのはいかがなものでしょう。人間、なにかに関われば、本人の意向があればともかく、最後まで関わりたいのが心情ではありませんか?
せめて補欠から外すとしても、せめて傍聴人として優先的に裁判に加わることが出来るように配慮すべきではないだろうか。少なくとも私なら、激しくごねるに違いない。

以上、下世話と言われればそれまでだが、私の感じた第一回目裁判員裁判の感想です。でも、私のような下世話な庶民を含め民間人を加えるとう決断を裁判所(国?)が決めたからには、どんな歪んだ性格の人間も受け入れてこそ、本当の意義があるのだと思う。
だからといって私が裁判員裁判に参加したいのかと問われれば、それはまた別の話。みなさんはどう感じられましたか??