本日もブログ『Ω…建築萬紀行…Ω』のアーカイブをお届けします。

 

 

 

 

 

 2009/1/23 

 

№951_我が家のピンチ!

 

 

  【長男ウッキー3歳の頃の写真】

 

 

数年前、年末ジャンボで2等の組違(念のため2等に組違賞はありません)になったり、フタが壊れて数年間開けっ放しだった散水栓を、たまたまHaHaが踏んづけて水道管破裂させたり、我が家は不運に事欠かない事件によくあります。

そんな我が家ですが、遂に長男のウッキー(小4)にインフルエンザがやって来た!
形式はA型だという。血液型B型家族の我が家にA型が来たってんで大歓迎ってワケにはいきません。
もう我が家は厳戒態勢で仕事場の”森のココロ”も急遽自宅へ持ち帰った。
”森のココロ”は表向きは消臭効果を唱っていますが、除菌効果もあるらしい。しかもちょっとだけ加湿効果も期待できそう。

さて、ウッキーはひとまず病院で”リレンザ”を処方され、なんとかベッドで唸りながら寝ている。とてもしんどそう。熱も一時、38.6度まで上がったし猶予ならない状況だ。

では、ここで次に感染しそうな家族を、大予想をします。

 

 

 

1⃣ エントリー1番:ChiChi(私)

 

既に一週間前からの咳込む風邪で体力は低下し、やや食欲も落ちている。熱は平熱だが、心なしかめまいがする。睡眠時間は7時間しっかり取っているが、夜中に咳込むので熟睡できない。
 

 

2⃣ エントリー2番:HaHa(妻)

 

インフルエンザで寝込むウッキーを一日べったり面倒を見ている。やや頭痛があるようだが、体温を測ると35度台だという。連日、夜更かしで朝が起きられないようだ。水道管の破壊の後遺症はもうない(かな?)。
 

 

3⃣ エントリー3番:ビッキー6歳

 

インフルエンザという概念がない。日々自分のメルヘンな世界で生きる。今は黄色ピグミンになって、ChiChiに投げ飛ばされることを夢みている。大好きな本は”新世紀エヴァンゲリオン”で寝る前に私が読み聞かせる。(ここだけの話だが、今更ながら私もはまっている・・・)綾波レイを見るとカワイイって言うが、最近はアスカもお気に入り。
ちょっと話は逸れるが、昨日、私が寝かせ付ける際の会話を紹介しよう。



ビッキー:「チチのこと、すきぃ~」

ChiChi:「ChiChiのこと、いつから好きになったの?」

ビッキー:「えっとねぇ、ようちえんいくまえからぁ~」

ChiChi:「ってことは、それまでは嫌いだったの?」

ビッキー:「おぼえていない。すきかきらいかのどっちかだったとおもう。」

ChiChi:「・・・」

ビッキー:「でもねぇ、あかちゃんのときは、チチのこと、すきだったよ。」

ChiChi:「赤ちゃんのころ、憶えてるの?」

ビッキー:「うん。」


赤ん坊のころ、確かに私の顔を見ると、いつもニコニコしていたビッキーを思い出した。


以上、三人が感染候補だ。

今のところ、誰もかかっていないと思うが、既に潜伏期間に突入している可能性は誰にだってある。HaHaは既に体がしんどいと言っている。

さて、週末このブログ日記の更新が止まったら、まず私はインフルエンザにかかったと確信して、まず間違いはないだろう。
どうぞ、ご期待ください。

 

 

 

 

 

 

 

 2009/1/26 

 

№952_変化を楽しむ

 

 

現在、設計中のK社、本社施工時の写真と竣工したときの家族写真が見つかりました。
まずは工事中の写真をご覧ください。

 

 

ここはお風呂です。
オフィスビルにお風呂??摩訶不思議??
でも、お仕事で疲れた体にはお風呂が一番。
 

 

 

それで、今設計している建物は、円形窓の向こうに見える古い車庫を壊して建て替えるというもの。
3月着工で10月くらいに竣工予定です。

 

 

 

 

 

 

 2009/1/29 

 

№953_CAD&CG休刊と幸せの感染

 

 

数少ないCADの情報誌、CAD&CGが休刊になるようです。
私も数冊(しかなくて申し訳ないですぅ)購入したことがあるのですが、大変残念なことです。よもやこの不景気の影響でなければと願ってますが、実際のところどうなんでしょう。

今や、IT関連の情報はネットで垂れ流し状態に近いくらい入手できます。しかし、よく言われることでしょうが、ペーパーによる情報はパソコンの画面から得られる情報にない視認性に優れています。
とはいえ、私の事務所の書架もそうですが、毎月のように買う専門誌や様々な情報誌にスペースを奪われ、少々なことでは本を買うことができない有様です。従って、なかなか衝動買いで情報誌を買うことはできない状況です。
今後、CAD&CGがリニューアルして復刊するとすれば、そこら辺を考慮した新たなスタイルに生まれ変わるのかもしれません。


さて、話は変わりますが、昨日ラジオで面白いことを言っていました。
車で運転中に聞き流している程度だったので、詳細は忘れましたが、ザクッとこんな話でした。

海外の研究者(アメリカだったかな?)が20年かけて幸せについて研究した結果を学会で発表されたという。なんと幸せは感染するという内容だった。しかも面白いことに家族や友人には幸せは感染し易いが、会社の同僚には感染しにくいというのだ。
確かに私の経験で思い出してみますと、サラリーマン時代に会社の同僚に不幸があっても、比較的動揺はおろか、はっきり言って悲しくもなんともない。もしかして私って冷徹人間かって一瞬考えるくらいだったが、その研究内容が如実に表しているじゃんって勝手に思ってみたりする。
しかし、家族は当然ですが、友人の身内関連で不幸があると、自分のことのようとまでは行かなくても、悲しい気持ちが満ちてくる。
まあ、研究はあくまでも幸福の感染だが、不幸もその裏返しかと思う。
更に面白い研究内容だと思ったのが、幸せを感じている人の廻りに幸せな人が集まる、若しくはみんな幸せになっていくと言うことらしい。もちろん、幸せが感染するのだから、道理と言えば道理だが、なんてハッピーな研究論文なんだろうと感動した。

しかし、我が家もそうだが、インフルエンザの感染はほどほどにしてほしい。。。。

 

 

 

 

 

 

 2009/2/2 

 

№954_咳が止まらない

 

 

 

『涙が止まらない』

 

とかだったら、なんか唄の歌詞みたいで雰囲気いいけど、私は『咳が止まらない』。

もう既にインフルエンザで退院したウッキーが遠足行けるくらいに元気なのに、私はウッキーより前から咳込んでいて、まだまだ抜けない。
いや、それどころか、今朝は咳の発作で死にかけた。もちろん、死にかけたというのは誇張ですが、今朝の発作は生半可な発作ではありませんでした。
なんと表現したら伝わるか、まるでのど仏でのど栓をし、横隔膜をけいれんさせた状態で、その数秒間は苦しくて呼吸ができない。呼吸をすると死にそうになる。しかし呼吸をしないと死ぬ。そのジレンマで約3秒くらい苦しみもだえ、そして咳が数回出て、何とか復活する。
そんな発作は人生において初めてで、どうやら通常の咳の度合いを超えていたように思った。しかし、たちが悪いのは咳の発作が収まると、ケロッと元気になる。
さっきまでの咳は何だったんだと思う。

さすがの私も医者に行こうか考える時期に来たようだ。

 

 

 

 

 

 

 2009/2/3 

 

№955_映画『20世紀少年 第二章』

 

 

週末は公開したばかりの映画『20世紀少年第二章』へ家族みんなで行ってきました。

個人的には第一章のエンディングにチラッと登場した平愛梨さん演じるカンナに興味があったので、大変楽しみにしていましたが、第二章は、はっきり言ってカンナが主人公。
オープニングでタイと中国のマフィア抗争に飛び込んでいくシーン、マンガ同様、カンナはオーラをまとって格好よかった。
ケンジの着ていた青いジャケットが鮮やかで似合っているし、髪の毛もカンナヘアーで、目がいい!

おっと、まるで中学生のような感想でお恥ずかしい。

ではオジサン的分析にはいりますると、やはり私たちの世代共通だと思いますが、あの大阪万国博覧会の象徴ともいえる太陽の塔が友達印に占拠されたあたり、なんともゾワゾワしました。
万博は私が小学1年の頃だったと思うが、今でも鮮烈な印象を残している。
いくつかのパビリオンへ入ったが、カナダ館やオーストラリア館に比べれば断然ださいと子供心に思った日本館へ約6時間くらい並んで入った記憶があります。そこで見た夢の超特急「リニアモーターカー」は今でも夢の超特急ですね。

オッチョと漫画家が、その万博パビリオン群を海から眺めるシーン、絶望を絵に描いたらあーなるんだと、そして、エキストラさん達だと思うけど、集団で人差し指を空に突くシーン、もう群衆の怖さがにじみ出ていた。
もしかしたら、参加したエキストラ達はケンジ一派を本気で憎み、ともだちを崇め奉っているのではと心底感じた。
第二章はたたみかけるエピソードでぐいぐい観る者を引きつけていったが、映画後半最大のクライマックス、と思ったその瞬間、隣の席に座るビッキーが、



「おしっこ。」



私はガーーーーーーンと、頭の中で鐘の音を立てながらも、「またか!」と叫んでしまった。
だって、これでビッキーのオシッコは連続三回なんだもん。
前回は『パコと魔法の絵本』、まさにガマ王子が倒れたはずなのに、オシッコから戻ったら、パコが永遠の眠りに落ちていた。
そして前々回が『崖の上のポニョ』、なんのシーンか忘れたが、後半のクライマックスでグランマンマーレが大海原でポニョポニョしていた。
そして今回がカンナがマフィアを教会に集めるシーン、オシッコから帰ってきたら、オッチョがカンナの前で銃弾からカンナを守っていた。

映画が終わって、ビッキーが言った。


「ビッキー、えらいでしょ。
えいがのオシマイのほうまで、オシッコがまんしたよ。」


ほんと、あんたはえらい。。。。