本日もブログ『Ω…建築萬紀行…Ω』のアーカイブをお届けします。

 

 

 

 

 

 2008/4/16 

 

№811_AutoCAD2009の新機能 ①-2 レイアウト-モデル変換

 

 

心臓に悪い画像にびびってブログを書かないと、余計に心臓に悪いので、昨日の続きを書きます。

まずは心臓に悪いメッセージの再掲↓

 

 

恐る恐る一番下に書いてある”詳細はここをクリック”をクリックしてみよう。


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あれ?何の説明も出てこない。
これって、私のPC環境だけ?それともAutoCAD2009のバグ?
まぁ、長年AutoCADを使っているとこれくらいのことではめげません。

それじゃあ、勢いよく最初の選択肢”⇒コマンドをキャンセルして問題を修正する(推奨)”をクリックします。


  ・ ・ ・ ・

 

 

これは文言通り、単にキャンセルのことで変換されずにメッセージが消えました。

では、仕切りなおして、もう一度『レイアウト-モデル変換』を実行後、次の選択肢”⇒レイアウト-モデル変換コマンドを継続する”をクリックします。

ファイル名を任意に決めれば変換が開始されます。


  ・ ・ ・ ・

 

 

待つこと、30秒、下図のようなメッセージが出た。

 

 

”開く”を選択すれば下図のような変換された図面が表示される。
さて、変換は正しく実行されたのか。
例のドッキリ画面で「いくつかのオブジェクトの正確性が損なわれる可能性があります。」とメッセージが出ていたのが気になります。


  《 変換前のレイアウト画面 》

 

 

       ⇓

 《 変換後のモデル画面 》

 

 

上の変換前後の画像を見たところ、変換は正しくできたように見える。果たして問題ないのだろうか?
じっくり検証したいが、どうしたらいいのだろうか?(きっと、つづく)
 

 

 

 

 

 

 2008/4/16 

 

№812_AutoCAD2009のレンダリング

 

 

ちょっと難しい話が続いたので、気持ちを切り替えてAutoCAD2009のレンダリング画像をお届けします。

以前にも同じ”高速EVカーの逆襲(2009年2月1日)”からレンダリング画像をアップしています。

 

 

同一カメラアングル、同一品質でAutoCAD2008と2009のレンダリング時間を計測すると、2009の方が1割程度レンダリングに要する時間が増えているようです。なぜなんでしょうね。当然ながら完成した画像自体は並べて比較しても私の目では違いがありませんでした。



【追記1】

それと、忘れかけていましたが、AutoCAD Architecture2009にはAutodesk Impressionが同梱されていませんでした。私の勘違いなのか、何か見落としているのか知りませんが、AutoCADだけのキャンペーンだったのでしょうか?


【追記2】

ちょっとAutoCAD2008を使う必要があって起動してみると、下図のようなメッセージが出た。先日、AutoCAD2009のドライバをアップデートしたので、今度はAutoCAD2008に問題が出たのかもしれないが、これはバージョンダウンになるのだろうから無視するしかないのだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 2008/4/18 

 

№813_ツールバーのデザイン

 

 

きっと続くと書いた『AutoCAD2009の新機能 レイアウト-モデル変換』の記事はしばらくほったらかしにして、ちょっとツールバーのデザインが変化したので、ご紹介しておきます。

まずは見慣れたAutoCAD2008以前のツールバー(編集)です。

 

 

引き続き、下図がAutoCAD2009のツールバー(編集)です。

 

 

シンプルでいいデザインですが、抜本的に変化しているアイコンもあるので、しばらく慣れるまで探し回るかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

 2008/4/22 

 

№814_三次元のバグ?

 

 

AutoCAD2009で三次元モデルを作成しているとき、よく起こるバグです。
そもそもバグかどうか分かりませんが、私の記憶ではAutoCAD2007の時からあったと思います。

まず、1階で作成した”はめ殺し窓のブロック”を2階へ複写し、部分的に”インプレイス編集を施します。見づらいかもしれませんが、通常の”2Dワイヤーフレーム”で表示させると下図のような結果になります。

 

 

3Dモデリングはこのままでは立体的な把握が困難なので、表示スタイルを”コンセプト”に切り替えます。
すると、下図のようにあったはずの窓が二つとも消えちゃいました。
 

 

ある操作を施すと、無事、下図のように窓は復活します。

 

 

はてさて、これはバグか、否か?

 

 

 

 

 

 

 2008/4/23 

 

№815_差し戻し請求控訴審判決

 

 

昨日(4月22日)広島高裁にて、極めて残忍な母子殺害事件における差し戻し控訴審で死刑判決が出た。
一般庶民感覚からすれば『無事に死刑判決が出てよかった』である。死刑制度が世界的に野蛮だと言われて久しいが、日本では死刑制度しか極刑といえる刑がない以上、妥当な判決だったことに異論はないだろう。
被害者家族の思いは、加害者青年の死刑をもって報われるはずもないが、ひとつの区切り、ひとつの支援にはなりえたと思いたい。


私は、今回の一連の裁判の流れで疑問をもったことのひとつに、控訴審差し戻し請求がある。今更ながら昨日の判決で気になりだした。
単純に最高裁で死刑判決が出ていたなら、時を同じくして死刑が確定し、被害者家族も必要以上に裁判に立ち会う必要もない訳で、今回のように差し戻し請求によって死刑判決が出て、更に即日控訴による新たな裁判に、無用とまでは言わないまでも、労力と金を費やす新たな闘いが始まる意味に、私は少なからず疑問を感じた。

マスコミなどの論調によるまでもなく、きっと上告は棄却され死刑が確定するだろう。しかし、今回のように差し戻し請求の上、上告棄却と、通常の差し戻しなしで最高裁での判決が死刑というのでは、私のような法律の素人においては、最高裁判決による死刑確定の方が重みがあり被告人においても真摯に刑を受け止めたかもしれないと感じる。
その一方で、地方裁判所の采配に疑念を持つなら司法の最高の権力を持つ最高裁判所が地方に再審を要求するのは法の公平性や国として世論との調和を重んじる立場としては立派な判断だったのかもしれないとも思える。

いずれにせよ、加害者被告は新たな権利を行使したわけだが、無益な控訴をしないことこそ、せめてものしょく罪と私は感じていたから、控訴をしたことによって微塵もの反省がないと証明したことになるというのは言いすぎだろうか。
ただし、メディアでも伝えていたと思うが、少年は死刑制度反対論者を中心に据えた20人以上の弁護団をつけ、本当の意味での事件へ真正面から取り組み、反省すべき方法を模索させてこなかった弁護団にこそ責任があると思う。
もちろん、メディアは善と悪をドラスティックに描き、国民感情を煽っている側面は拭いきれないが、弁護団もメディアを利用し混乱させようとしたということは否定しないだろう。そういった意味で加害青年もしょく罪する機会を逸したし、日本の法治国家を混乱させた罪は重いと思う。

死刑制度の有益性、有無を論じる世論すら衰退させた弁護団の行為を私は悲しいと思うし、これで死刑制度廃止どころか、凶悪な犯罪に対して死刑なくして被害者を救済するすべがないとまで思うようになった。
もし、今度の最高裁での上告が認められたなら、今回のような無能な弁護団は解散し、本来あったかもしれない真実を導き出し、元少年のわずかな残りの人生に、自分の犯した罪とどう向き合って最後の死刑の瞬間まで反省を促す弁護士を一人だけつけるのがいいと思う。
もしかしたら法律を知らない私は非常識なことを言っているのかもしれないが、仮にそうだとしても今後の裁判員制度とは法の常識にとらわれない私のような国民に参加を呼びかけるのだから、法律を知らない人間が何をいう!と愚かな発言はなしにしてほしい。

いずれにせよ、死刑確定を無用に延ばさず、早く確定させることを望みます。