本日もブログ『Ω…建築萬紀行…Ω』のアーカイブをお届けします。

 

 

 

 

 

 2008/2/27 

 

№786_AutoCAD2009セミナー

 

 

昨日、大阪で行われた恒例のAutoCAD2009のセミナーに行ってきました。

会場はホテル阪急インターナショナルでしたが、目立つような看板がなかったのでホテル内で迷子になりかけました。(^_^;)
さて、会場に入ってみてびっくり、各自の席にコップがあって、氷水が振舞われている。せっかくのAutodesk社の好意だろうが、席の後ろを通るとき、引っ掛けてこぼしそうになるので、できれば従来のようにセミナー会場の外に自由に取れる形式に戻して欲しい。(これがお酒なら文句は言いません!)

1時半ジャストに派手なオープニングムービーとともにセミナーが始まった。ネットであらかたAutoCAD2009の最新情報は取得していたので、インターフェースの大幅な改変は知っていたし、さほど関心のある新機能はないと思っていたが、いくつか有意義な機能には目を引いた。


★ShowMotion

「ShowMotion」とは、アニメーションの拡張機能のようだ。私がセミナーで聞きかじった程度の無責任な説明で申し訳ないが、設計者が気に入ったショット画像を用意して、その間の動きにモーションという効果をつける機能だ。手元の資料によると、モーションには全部で8つの効果があり、例えば拡大や縮小するモーション、左や右へ動くモーション、上昇、下降するモーションなどを付けることができるらしい。あとは実際に試みてみないと分からないが、即実践で使えそうな機能だと感じた。


★Autodesk Impression

このプレゼンツール、正式にはAutoCADとは別のソフトで、キャンペーン期間中にだけ同梱されるレタッチソフトのようだ。
AutoCAD2009のDWGデータをそのまま読み込んで、線やベタ塗りを淡彩画のイメージで仕上げることができる。先日も書いたように、AutoCADでレタッチしてもベタ塗りになり、雰囲気も硬くてプレゼンテーションとしては向かない絵しかできなかった。しかし「Autodesk Impression」があれば味のあるプレゼンボードが作れそうだ。
そやけど、あくまでもAutoCADとは別ソフト。私には使いこなせる自信がないなぁ。


★アクション レコーダ

私は自慢じゃないが、プログラミングは苦手だ!いや、苦手っていう言葉は、多少プログラミングをかじった人が言う言葉だから、私はAutoCADのプログラミングやカスタマイズは完璧なほど知らないので、苦手だというのもおこがましい。
しかし、AutoCAD2009に搭載された「アクション レコーダ」なら私にも理解できそうだ。これまた簡単な説明をしますと、設計者が行う反復作業を記録し、また同じ作業がある場合は「アクション レコーダ」を再生させればいい。


以上、めちゃくちゃ簡単なレポートでしたが、AutoCAD2009のバージョンアップは意外にというと申し訳ないが、期待できるようだ。あとはバグとか動きが遅いとかなければいいが、そこんとこは今までのAutoCADを見てきた私には期待薄って感じてしまう。


では、AutoCAD2008で作ったアニメーションを最後にお届けします。お遊びなのでご容赦を~
 

[マジカルメーカー終了のお知らせ]

 

 

 

 

 

 

 2008/2/28 

 

№787_お隣の駅

 

 

3月のJRダイヤ改正に伴って、我が町大山崎の隣に新駅『島本駅』が開業されます。

今までは長岡京、高槻の間、すなわち京阪地区ではそこそこ名前の通った大きな街の間に位置するのが大山崎と説明できたし、たった一駅で高槻に行けるのが自慢でしたが、新駅『島本駅』の開業に伴い、高槻の隣自慢ができなくなりそうです。

まあ、もともと大山崎は田舎の駅なので、高槻の隣と言っても、強がりにしかなっていませんでしたが・・・

そのパースが島本駅のホームページで見かけたので張っておきます。

 

 

あと、鉄道経営シュミレーションの金字塔「A列車で行こう」の最新版が3月に発売されます。こちらも楽しみ。

ちなみに、私は鉄っちゃんじゃありません・・・(~_~)

 

 

 

 

 

 

 2008/2/29 

 

№788_今後のAutoCADに求めたい3D機能

 

 

AutoCAD2009のスペシャルセミナーで3D機能が大幅にアップしたと説明があったと思いますが、実際はAutoCAD2007の時ほどの抜本的変化はないようだ。「SteeringWheels」、「ViewCube」などのコントロールツールに焦点をあて、目新しいコマンドは追加されていない。もちろん抜本的変化ばかりされては我々ユーザはついていけないし、正直せっかく出版されたばかりの「AutoCADではじめる3Dモデリング&レンダリング」も売れなくなっちゃう(笑)

間もなくリリースされる新しいバージョンのAutoCADに、今更とやかく言っても変わらないのだろうけど、今後、AutoCADの3D機能に付加してほしいことを、ツラツラ勝手気ままに書いてみよう。


★太陽光の表示

モデル空間上で太陽光の向きと高度を常時認識できるようなツールが欲しい。いちいち「物理的位置」を表示させて確認したり、や「完全な影」の表示ではPCのレスポンスが落ちる。
ふと、レンダリングしたくなったときに、どっちから太陽が差し込んでいたか意外に忘れるものである。(えっ、それは私が忘れっぽいから?)


★レンダリングプリセットの充実

昨日、某有名BBSでレンダリングに関する質疑がありましたが、その答え方に窮した。普段何気なくしているレンダリングも「ファイナルギャザー」や「GI」だの、説明が難しい。そもそも私自身がCG機能に長けている訳ではないし、上辺だけの浅い理解でレンダリングしているに過ぎないのが実態だ。
AutoCADはあくまでも設計ツールだし、プレゼンテーションツールだ。設計者にCGの専門用語まで理解させるのは無用だと思う。では、どうすればいいか?
レンダリングのプリセット機能をもっと分かりやすく、しかもユーモラスかつ利用価値のある環境設定にして欲しい。
例えばこうだ。


〇カリフォルニアの夕焼け ・・・ロングビーチに沈む太陽に照らされた建築のイメージを表現できる

〇ヴェニスの朝靄 ・・・ピンと張り詰めた空気感のある早朝のヴェニスに佇む建築のイメージ

〇灼熱のモンテカルロ ・・・真夏の昼、リゾート感漂う建築のイメージ

〇かもめ食堂 ・・・映画「かもめ食堂」のある北欧の街をイメージ



まあ、こんな感じです。ユーザはその建物にあった環境設定されたレンダリングプリセットを選択するだけで、小難しいCG用語には触れないですみます。


★日影ソフト

AutoCADはアメリカのソフトなので影に無頓着なところがあるようだけど、日本は影にうるさい。建物の影はレンダリングすると出てくるが、可能であれば時刻日影図作成や等時間計算機能が欲しい。
「完全な影」にすれば地表に落ちる影はシュミレーションできるが、できればその影がベタ塗りではなく、輪郭を書き出して欲しい。もしかしたら、いろいろ駆使すればできるんかな?プログラミングができない私には無理・・・(~_~)


★アニメーション機能の拡張

AutoCAD2009のアニメーション機能には先日もお伝えしたように「ShowMotion」という魅力的なツールが加わった。まだAutoCAD2009本体が届いていない段階で物申すのは申し訳ないが、アニメーションの解像度をもう少し自由にしてほしい。
下図が現在レンダリングできる解像度だ。

 

 

あと、一旦できたアニメーションをつなぎ合わせる編集機能が欲しいが、さすがにAutoCADでは無理かなあ?



ざっと、AutoCADの3D機能に求めるあつかましい要望を書いてみた。しかしどんな優れた機能もバグがあっては始まらない。私の知識不足かPCのスペック不足か不明だけど、AutoCADの3D機能はよくバグる。画面がぐちゃぐちゃになることがよくある。作りこめば作りこむほど変になっていく。まあリセットし直せば直るが、完全に壊れてしまったケースも2回くらいある。
今度、そういうケースが出たら、Autodesk社にメール送ってみようと思うが、業務で作っているデータなので、そうそう外には出せない。

 

 

 

 

 

 

 2008/3/4 

 

№789_まだ暗いなあ~

 

 

朝、4時半に目が覚めた。

冬場は布団が恋しいのでなかなか起き上がれないが、春めいてくると、朝、早く目が覚める。それでもここのところはせいぜい5時半くらいにしか起きられなかったのが、今朝は4時半に目が覚めた。さすがに早いと思い、もう1度寝なおそうと思ったが、布団の中でますます目が覚めてきて寝付けそうにない。若い頃には考えられない事態だ。
仕方がないので、パソコンの電源を入れ、無駄にこうしてブログを書く。AutoCAD2009の最新情報も書きつくしたし、建築のニュースも知らない。テレビのニュースを見ても、心に引っかかるニュースはない。イージス艦のことツラツラ書きたくても、イージス艦って戦艦大和より性能悪そうだし・・・書くだけ無駄。。。

ひとまず、持ち帰り業務をネチネチと作図するとしよう。

 

 

 

 

 

 

 2008/3/5 

 

№790_今、待ち遠しいこと

 

 

★映画「20世紀少年」

映画「20世紀少年」のキャスティングが続々発表され始めた。
もう凄すぎて、コメントする言葉さえ見つかりません。でも実際、もう一度漫画読み直さないと、誰が誰だったか忘れちゃっています。そやけど、金かかりそうなキャスティングやね。
「20世紀少年」に負けず劣らず好きな漫画「アキラ」はハリウッドで映画化されるようだけど、多くの日本人が、ハリウッドで大丈夫?って思っているに違いない。あのネオ東京がネオニューヨークだっていうし、それだけで、オイオイである。



★ゲーム「A列車で行こう8」

これもちょっと前にブログで書きましたが、いよいよ今月「A列車で行こう8」が発売されるらしい。
今まで私が遊んだゲームでは「A列車で行こうシリーズ」がピカイチに好きなので、そのベールが脱がれるのが待ち遠しいが、少しグラフィカルな方向ばかりに傾いているのが気になる。あのゲームの醍醐味は箱庭のようにコチョコチョと自分の描く街を作ることに楽しみを見出すのだと勝手に思っているので、期待半分、不安も半分。



★CAD「AutoCAD2009」

何度も書いていますが、私の持っているAutoCADはAutoCAD Architecture(旧ADT)だ。AutoCAD2009のリリースとほぼ同時にAutoCAD Architecture2009も発売になるだろうから、仕事場に届き次第インストールしてみたい。
しかし、AutoCAD Architecture2009の最新情報はない。AutoCAD2009と同等で、AutoCAD Architecture2009のオリジナリティはないのだろう。しかもAutodesk社はRevitのようなBIMへの移行を販促しているようなので、AutoCAD Architectureユーザは肩身が狭い。
と偉そうに書いているが、AutoCAD Architectureオリジナルなオブジェクトをほとんど使っていない。ここらでいっぺん、本格的にAutoCAD Architectureの勉強をしてみようかな?(って毎年言っているかも・・・)