本日もブログ『Ω…建築萬紀行…Ω』のアーカイブをお届けします。

 

 

 

《昨日の続き》

 

 

9回目の路上試験に挑みました。

 

細かいミスは3回すればリーチです。

もう無理!

最悪、もう一度、イチから教習所に通いなおしも可能性としてあるかもしれないと思い始めていました。

 

法定速度30キロの道に差し掛かったところ、教官が小さな声で、「速度、速度!」と教えてくれました。

30キロを5キロくらい超過してしまっていたのです。

いつもは、その道は30キロ制限なのでしっかり守っていたのですが、どこか集中力が切れていたようです。

 

今日もダメかと思って路上試験を終え、次回の予約を取ろうかと覚悟決めていたところ、教官から、

「側道制限の道はちょっと集中力が欠けちゃったのかな?」

って言いながら、

「ではT字路折り返しの試験に行きましょう」

と告げました。

 

え?路上試験、合格したの???

 

私は、むしろ動揺して、ちょっと精神を落ち着かせようと思い、トイレに行かせてくださいと告げました。

 

心臓がバコバコ鳴ってました。

 

実は、私、Apple Watchを持っていまして、心拍数を計算してくれるのです。

その日はまだマシでしたが、日によっては130台をずっとキープしているときもあります。

そういう時は危険な状態らしく、Apple Watchはずっと計測し続けるのです。

その日はそこまで危険な状態ではなかったですが、路上試験は命に危険が及びます。

 

動揺を抑えながら、最後の関門、T字路折り返し走行試験に挑みました。

全ての安全確認を行い無事終了しました。

 

教官が穏やかな声で、

 

「では、ChiChiさんはこれから路上に戻って走ることになりますが、ここで学んだことを注意しながら走ってくださいね。」

 

とおっしゃいました。

 

そう、合格したのです。

私はこみ上げるものを感じながら、次の手続きの窓口に向かいました。

 

すると、顔なじみの教官が私のところに駆け寄ってきて、

 

「合格したの?おめでとう!」

 

とわざわざ声をかけてくれたのです。

もう、本当にうれしくて泣きそうになりました。

 

ここの職員一同、私の合格を心待ちにしていたのかもしれないのです。

 

先ほど、私に速度超過していることを教えてくれたのですが、これはチョーレアなケースだと思います。

ハッキリ言って、教官が試験中に助言はしてはいけないはず。

でも、ここで助言しないと私は一生受からないと思ったのかもしれません。

 

本当に、よかった、よかった。

 

しかし、まだこれで免許証はもらえません。

最後の試練が待ち構えていたのです。

 

 

 

《続く》

 

 

 

 

 2006/11/22 

 

№556_無事?hpマシンを発注!

 

 

◆パソコン発注!

遂に『6400番台のパンプキンフェスタ』を発注しました。

もう、隅から隅まで検証?したつもりでいるので、自己満足だけの機種が選択できたと思う。
CPUは『デュアルコア インテル Xeon プロセッサ 5100番台』で、グラフィックカードは『NVIDIA Quadro FX 560』。もしかしたら3Dでグリグリはやや難があるかもしれないが、貧乏な拙者にはこれでも贅沢スペック。

昨日も書いたように、「欠品のため納品までお時間をいただいております」とhpは言っている。できれば早く送って欲しいけど、まっ、しょうがない。
とりあえず、現行業務を今の遅いマシンで進めて行くしかないだろう。できるだけ複雑な3Dモデリングにならないように気をつけながら進めるとしよう。

ひとまず、今日は無事、PCの発注ができたご報告としました。


◆プチ不眠症?

しかし眠い。。。
どうやらプチ不眠症かもしれない。今朝は午前4時に起きた。厳密に言うと3時半に目が覚めて、頭は朦朧としているが、もはや眠れない。まあ、子供を寝かせつけるために10時半には寝ているので、睡眠時間は足りていると思い込むことにしている。しかし、今朝は、通常なら5時から5時半起床なので、さすがに眠い。

多分、本物の不眠症の方に言わせれば5時間も寝てるなら不眠症じゃないと思うんだろうし、連日CGなどの制作業務に携わっている方々は夜中というより朝方まで作りこみに追われて、寝付くのが朝方という人は稀ではなかろう。私も仕事に追われている時は睡眠時間2時間という日が続くこともあるが、取り立てて仕事に追われていないわけではないが、まあ比較的パニック状況でない日々でも、大概自然に5時を過ぎた頃に目が覚めてしまう。

まあ、体調はいいので、のんびりやっていこう。
 

 

 

 

 

 2006/11/23 

 

№557_今度こそ山崎幼稚園着工

 

 

 

「山崎幼稚園無事着工?」(2006/9/28)でお伝えしたときは、てっきり着工したものとばかり思っていましたが、実は仮囲いなどの障壁工事だけでした。どうやら今週から本格工事が始まったようだ。
杭地業もあるようなので、基礎の躯体までで一ヶ月くらい、地上2階建てだとすると、春までに建築躯体工事ができそうだ。仕上、設備工事を含めて夏までに竣工かな?

とにかく、建築の安全性に向けられる目は厳しいので、工事工程には今更縛られないように、しっかりした建物を建てて欲しい。


そー言えば、地元ネタということで、ついでで申し訳ないけど、わが街大山崎町は、京都府で数少ない赤字財政の自治体に落ち込んだと言う。
そもそもバブルの時代に建てた大山崎町役場や、小さな街なのに大勢いる町会議員を削減できなかったツケが、ここに来て響いていると思われるが、実態は我々町民には分からない。先般の選挙で選出された新しい共産党系の町長さんに頑張ってもらいたいが、所詮共産党、府中央や国から冷たくあしらわれるだろう。
いい意味で期待を裏切って、財政再建ができればいいのだが・・・

とまあ、政治のことを偉そうに書いているが、本当はなにも分からない。まあ、今までどおり平和に暮らせてもらえればいいが、一部の既得権工務店による虫食い乱開発が目に余る以外は、さほど気になることはないので、まずは最優先として乱開発を止めてもらいたい!是非、新しい町長さん、山本工業の乱開発を食い止めてください!

 

 

 

 

 

 

 2006/11/26 

 

№558_ビッキーの七五三

 

 

 

木曜日の祭日は次男ビッキーの七五三参りに、大原野神社へ行ってきました。
ほぼ、紅葉も見ごろになり、七五三参り以外の参拝の人々でいっぱいでした。

近い将来、この大原野神社の足元に「にそと(京都第二外環状道路)」という高速道路が通ります。我が家のある大山崎から亀岡の実家まで、わざわざ我が家族のために国土交通省は工事してくれています。

 

 

「にそと」という京ことば風に和まされていますが、実は我が町大山崎町の中学校も「にそと」の通過動線に入ります。大山崎町は財政困難なため、国に中学校移転を求めているような話を聞きましたが、その辺は私は疎いので知りません。実際、にそとのHPにもその辺のことをうかがい知ることはできませんでした。

 

 

我が家のための高速道路が一時ではあるけど、我が家の子供たちが通う大山崎中学校へ弊害を残さないように大山崎町長さん、頑張ってくださいね。

(なお、道路計画地図は「にそと」のHPから読み込みました。市民に広く公開しているようなので、貼り付けてもOKですよね?)

 

 

 

 

 

 

 2006/11/27 

 

№559_TOYOTAvsアパ

 

 

◆TOYOTA(日曜日の9時~)

TOYOTAの”ピックアップカー”の参入や”トレーナーズトレーナー”の研修制度をドキュメントしているNHKの番組を見た。

TOYOTAとNHKという大組織同士でタッグを組めば、こんなに感動的な絵が撮れるんだなぁという感動があった。
まずはピックアップカーというジャンルにTOYOTAが初めて参入するという話。アメリカの魂の象徴だという”銃”じゃなくて、”ピックアップカー”をテキサスで立ち上げた工場で現地に住むアメリカ人(ヒスパニック系が多いらしい)を積極的に雇って生産するという試みを紹介していた。
確かに、ああいった大味で”大きすぎたホッケ”みたいな車がアメリカの大地をチョロチョロ走っていたなって思ったが、アメリカの魂があの馬鹿でかい図体に宿っていたんだなあって思うと、妙に滑稽だ。

もうひとつの話は、更に、なあるほどと頷きながら見ていた。今やTOYOTAはGMに生産台数10万台にまで迫るという勢いらしく、もはや日本人だけの企業ではなく、世界の企業となった今、トレーナーも日本人の技術伝道者を世界の工場に送るという以前に、その技術伝道者も世界の工場で選りすぐりの技術者を選抜し、各工場のトレーナーを教えるのも外国人の委ねようとする考え方だ。説明がまどろっこしくなったかもしれないが、所謂、先生の先生をトレーニングしている先生もいるという構図で、先生の先生はみんな外人に任せようとしうのだ。
TOYOTAの世界戦略を見ながら、日本の企業が世界を席巻して行く様を誇らしく見ていたが、NHKにいくらか宣伝費を支払ったのかなあって思うと、ちょっと興ざめする思いだった。


◆アパホテル(日曜日の10時~)

アパホテルの”千葉幕張へチョー豪華な高層ホテル”の参入や”アパ名物女性社長”の豪勢な私生活をドキュメントしている大阪テレビの番組を見た。

アパホテルと大阪テレビ(東京テレビ系?)という中組織同士でタッグを組めば、こんなに滑稽な絵が撮れるんだなぁという感動があった。
せっかく心温まるTOYOTAのトレーナーズトレーナー制度を直向に頑張るタイ人(だったかなあ?)の青年を見たあとに、アパホテルの社長に媚びている社員の姿や、アパ社長が、近所のスーパーに買い物に行くのにもロールスロイス?でスーパーに乗りつけ、自宅のお風呂に入るにも自動ドアで開く様を見てしまうと、夢が覚めてしまった。
あのタイ人のトレーナーにアパ社長をもう一度再教育した方がいいだろうと思ったが、本人はどこぞの大学院で勉強中だという。向学心をもつことには共感するが、六本木ヒルズを眼下に観ながら、ブランド品に囲われて見たこともないヘンチクリンな帽子を被りながら勉強している姿は、呆れ果ててしまった。
その帽子も、好きなのは自分勝手だし、別にどうでもいいんだけど、自慢げに帽子は小学生のころから好きで、どんなに先生に叱られても帽子だけは授業中でもはずさなかったと言うことを美談風に語るあたりは、社会の最低限のルールやマナーさえ無視するずうずうしいおばさんなんだと思った。
一個でも共感できれば、なあるほど、単なるお金の亡者じゃなく、社会の貢献しようとしている立派な女性経営者なんだなあって思えたのに。。。

 

 

 

 

 

 2006/11/28 

 

№560_一人劇団

 

 

 

昨夜も、この秋、最高傑作のような気がするドラマ「のだめカンタービレ」を見た。
”気がする”と書いたのは、私のブログをずーーーーっと、見ていただいている来訪者なら、お分かりになるかもしれませんが、私の場合、音声が聞こえない状態で「のだめカンタービレ」を見ている。なぜ音声なしでみるのか?いやいや実のところテレビは大音響なんですよ。問題は下の子ビッキーが”一人劇団ごっこ”を大声でするからなのですぅ。

念のためドラマ「のだめカンタービレ」の紹介をしておきますと、

・・・少ししか音声が聞こえないので、ちゃんと紹介できるか自信がないが・・・おそらく主人公のピアノ課の学生”のだめ”(その昔、”のつぼ”や”こいだめ”というのが田園地帯で見られたのはご記憶に古いでしょう。その汚さの象徴とされる二つの言葉が見事に合成された造語という意味かもしれない。だってのだめの部屋はいつだって汚いからぁ~!)は、千秋というジェット機が大嫌いな指揮者志望の学生を一方的に好きになる。千秋指揮のSオケ(なぜ”S”なのか、それは音声が聞こえないから私は知らない。なおオケとはオーケストラ、オケピとはオペラで奏でられるオーケストラがいるピットの俗称)は、シュトレーゼマンという有名らしい先生の指導のもと、素晴らしいコンサートを成功させる。それから千秋は次なるオーケストラを編成し、のだめはどーすんのよ~?

っていうお話だ(・・・と思う)。

このドラマ、イチオシしたいが、なんせ音声が聞きにくい状態なので、なんとも言えない。ただ言えることは、音声なしでも面白く感じるから、きっとこのドラマは面白いのだろうということだ。
幸い、一人劇団のビッキーは寝室で一人劇団を始めたので、昨夜は比較的音声あり状態でドラマを見ることができたが、時々キャスティングを増やすために、親がテレビを見ているリビングに来ては、ぬいぐるみや乗り物を取りに来て、


「びゅーーーーん、
ぎゃふーーーーーん!
どっばーーん」



と雄叫びを上げながら寝室に向かう。
千秋の台詞を頭の中で想像しながら、自分なりのドラマを組み立てながら「のだめカンタービレ」を見ているのは、どこか虚しい。。。