闘病日記33 白血病入院仲間のこと | #骨髄移植 #閉塞性細気管支炎 #気管切開 #肺移植 その後の生活

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急性リンパ白血病で骨髄移植後
閉塞性細気管支炎 気管切開 肺移植。
肺移植後、PTLD【リンパ腫】を発症。
尿管結石
診療放射線技師。
日々の生活や、診察結果等を書いてます。
ブログ歴10年、ほぼ毎日更新中。
移植後の生活をいろいろシェアしたいです。

今日は、一緒に入院してた方たちについて書きます。

ブログにも書きましたが、まず、最初の病院で一緒になった坂部君です。

入院当初、自分は四人部屋であり、四人みんなカーテンは完全に閉まっています。

なんか、入院のイメージって、全員カーテンあけっぱなしにしてるイメージがあるので不思議な感じで

した。

血液内科はみんな、暇を持て余していると思いますが、抵抗力が低い日は風邪をひいているわけでは

ないのに熱が出たり、氷枕を使っています。 抗がん剤の副作用で、気持ち悪くなったり、そこら

じゅうが痛くなったりします。 

神経質になってるときもありますし、毎日だんだん良くなっていくほかの病気と違い、会話がしずらい

のです。

なので、病室にずっといても暇だし、喫茶室に行ったり、病棟の張り紙を見たりしていました。

このとき、自分と同年代に見える、頭がつるつるの人を見かけました。

髪の毛ってこんなにしっかり抜けるんだと思い、ちょっとショックでした。

この時は特に何もしゃべらなかったのですが、のちにクリーンルームで出会うことになりました。

その人が坂部君です。 

自分がクリーンルームに入って一回目の治療が終わったころに、隣に歳が近い子が入ってきたと知らさ

れ、あいさつに行きました。向こうが年上なのに敬語使っててすごい律儀だなって印象でした。

でもなんか気が合ってすぐ仲良くなり気づいたらタメ語で話してました。

部屋の外のテーブルに出てくることが多く、ほぼ毎日話してました。

坂部君が出てきたら自分も出ていくという形にしていました。

出てこないときは調子が悪いのかなということで、自分も部屋にいました。

その時坂部君は、二回目の治療をしており、口内炎に苦しんでいました。

痛すぎて、しゃべるのもつらく、もちろんご飯は食べれません。

痛み止めも効き切らずかなりきつそうでした。 しかも熱も38度なのに。

自分はまだ口内炎が出てなかったので、痛いよーってすごい脅されました。

二回目の治療に急に出たらしく、同じ薬を使うなら自分もでるのかなぁと恐怖でした。

結局出なかったのですが、いつ出てくるのか分からず、ずっと恐怖は続きました。

続く。。。