前回のヤンシナ受賞作 | 中年男は電気羊の夢を見るか?

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社会から、ちょっと外れた中年男が、夢見るブログです。




ようやく4作品全てを閲覧しました。


大賞作はすでに読んでいたのですが、


それ以外はまだだったので。


で、佳作の3篇を読んでみて、


どんなところが受賞に値したのか


が自分なりに何となく理解できました。




まず、大賞受賞者のもう一つの投稿作である


「オナラまで、愛して欲しくて、三千里」。


これは"ドラマ"ではなく単なるストーリー


と言った方がよく、しかもラストも、


しっかり落ちているとは思えない消化不良気味の


内容でしたが、でも、セリフ回しには個性があり、


テンポもとても軽妙で他の作品と一線を画している


と思えました。


人物描写は浅いのに、台詞から個々のキャラの


性格や個性が読み取れて、なかなかのセンスを


感じました。セリフ回しだけで言ったら大賞受賞作よりも


こちらの方が出来が良かったと思うほどでした。




次に読んだのは 「イエローダイアリー狂想曲」。


コレは恐らく、舞台が喫茶店内という


ワン・シチュエーションでの構成が買われての


受賞だったのではないでしょうか。


なんだかんだ言って、この手の作品て


大手コンクールで割と受賞に絡んできますよね。


話(展開)は単調でつまらないものの、


一応、主要キャラ達の性格(立ち位置)が


一貫しているので、話も散漫にならずに済んでいる。


その構成力は評価されて然りといった感じ。


ただ、途中、女子高生が話に割り込んで来た


あたりから、ややとっちらかってしまった感が


ありますね。


あの女子高生は要らなかったんじゃないかな。


それに折角、母親が "承" から登場しているのに、


ラストまで殆ど活躍してません。


女子高生は省いて、母親の方をもっと掘り下げて


話に介入させた方が良かったと思います。


ラストの描き方は工夫の跡が感じられましたが、


インパクトにはやや欠けてましたね。残念。




そして最後に 「駒田准教授とモンキー画伯」 。


これは佳作3作中で最もドラマ性があった


と思いました。


特異な発想と文章力で佳作を得たという印象で、


話としては、私は大賞受賞作よりもドラマ性があり


面白いと思いましたが、この内容は映像化が


極めて面倒な話なので、それで大賞候補から


外れたのではないかって感じました。


猿が絵を書く、というシーンをどう映像化するか、


はたしてこの作者はそこまで考えてこの話を


書いたのでしょうか?




以上、


受賞4作品の中では、「人生ごっこ」が


トータル的に最も完成度が高く、


映像化に叶う話だったという事が改めて分りました。


それにしても、今年の受賞作は、全てに共通して


大なり小なりエロ要素が挿入されていますが、


その傾向は今後も続くんでしょうかね?




という訳で、


私も今年のヤンシナ用投稿作の制作に


取り掛かっております。


とりあえず現在は、通算28作目


改めてリライトしてます。


1月中にこれを完成させ、2月は新作を書くつもりで、


今回は計2本送ってみようと思ってます。


ま、前回、ダブル受賞が出てしまったので、


今回はもうそれは無いだろうと思いますが、


それでも、出すからには、2匹目のどぜうを


是非、狙いたいと思いますw 







夢はでっかくwww