今でしょ!
……
なんて、時期外れの流行り言葉を
誘導しているタイトルではありません。
これは、先月、作品を書きながらふと感じた、
ワリと深刻な疑問です。
主要な人物は、いつのタイミングで完成させているべきか?
作品の執筆は、
先ず断片的なアイディア(或いはテーマやモチーフ)があって、
それを基にして大まかなストーリーを作るところから始まるが、
私の場合、その時点では、主人公の性別や立場(子供か学生か
社会人か老人か)を暫定的に想定する程度で、年齢や職業、
性格付けなど、細かな設定はまだ決まっていない事が多い。
それでも、この段階で話の着地点(ラスト/話の落ち)が見えていれば、
人物設定が出来上がっていなくても、早々にハコ作りに取り掛かる。
そして、ハコを作りながら登場人物の設定を決めて行く。
その中で、話に不都合が生じそうな場合は、思い切って主人公の
存在自体を挿げ替えたりもする。
そんな流れなので、キャラが出来上がるタイミングは遅く、しかも、
命名も遅い。基本的に良い名前が浮かぶまで名付けはしない。
ハコ作りを覚えてからは、話を構成していく上で徐々に
人物像が確立して来て、そのイメージから膨らませて名前が決まる、
という流れになってきている。
考えてみると、私はこれまでストーリーの方を先行、重視し、
キャラクターは二の次にしてきたような気がする。
もしかしたら、それが「人間を描く」というシナリオ創作上で
ネックになって来たのかも知れない、と思った。
先月の執筆において、今まで見えていなかったその壁に
ついに気付かされた、といったところか。
今までは、ストーリーというレールを先に敷いて、その上に
主人公を後乗せで構築してきたけど、もっと、主人公を主体に
山あり谷ありにしなくてはいけない、その為には、主人公の
人物像を早い段階で確立させておく方がよいのだろう。
やはり、主要人物はハコ作りの前に完成させておくべきなのか。
ハァ…… まだまだだなぁ。