
数日前に、高齢の父が命を取り留めたお話をしてみたいと思います。
私には郷里に94歳の父がいて、毎月姉と交代で父の世話をしに郷里へ行っています。
父も普段は老人ホームのお世話になっていますが、私達が訪れる1週間だけ実家に戻って一緒に生活します。
最近父の足にむくみが出ていて痛がっているということは姉からの報告で知っていましたが、先週私が訪れた際、むくんだ父の足をマッサージしていて、同じようなあることを思い出したのです。私の妻、そして母が命を引き取る少し前、私は彼女達のむくんだ足をマッサージしていたことを。そして、死が近づいて心臓の働きが弱くなりだすと、このようなむくみが出るということを。
私は直ちに父をホームに連れ帰って、ホームの看護士に私の所見を伝え、提携病院の医師による検査をしてもらったところ、「うっ血性心不全」という診断で、そのまま入院することになりました。
胸水も溜っていて、かなり危険な状態だったようですが、余分な水分を抜くことによって心臓の負担も軽減され、取り敢えずは大丈夫だとのことです。
高齢者に足のむくみは付きものだと看護士から言われはしましたが、自分の経験と覚えていた感覚を信じたことが一命を取り留めることに役立ちました。
父は既に94歳とは言え現在重要な研究論文を出版に向けて執筆中ですし、それが中途で終わることを防げたことが何よりの幸いでした。