揺れた水面
その底にみえる
まばらな明かり

くるり泳ぐ回遊魚
歪んだ視界に映った
君の泣き顔 動かぬ僕

僕に君と同じ手があったら
今すぐ抱き締めるのに
なにもできない…無力で

碧に身を投げ出した
待って待って 逝かないで
今以上に離れた距離
縮める術はない
もう姿をみることも
愛でられることも

なにもかも叶わないなら
いっそのこと僕も
枯れてしまおうか

(名前はありません ただの花なのだから)