日本史の謎の空白を解明する、 -11ページ目

日本史の謎の空白を解明する、

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5. まとめ

三柱の神(天之御中主・高御産巣日・神産巣日)は、天地生成の根源神。

神話の物語には直接関与しないが、宇宙の秩序や生命力を象徴する。

イザナギ・イザナミ以降の神々の「背景」に存在し、出雲神話や国譲りの場面では権威づけとして暗示的に登場する。

後世の神学や思想で「宇宙の最高原理」として再解釈され、皇室祭祀や神道思想に深く影響を与えた。




彼らは「消えてしまった神」ではなく、物語の外から全体を支配する見えない根源神だと考えるのが妥当です。

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造化三神(天之御中主神・高御産巣日神・神産巣日神)が、伊勢神宮や出雲大社とどのように関わっているのか。


1. 伊勢神宮と造化三神

伊勢神宮の主祭神は 天照大神(あまてらすおおみかみ) ですが、その背景には「造化三神=天地開闢の根源神」が深く関わっています。

(1)天之御中主神と伊勢神宮

伊勢神道(鎌倉〜南北朝期に展開)では、天照大神の背後に「天之御中主神」を置き、宇宙の根源神=天御中主 → 太陽神=天照大神 という体系を組みました。

つまり、伊勢神宮の祭祀体系は天照大神を表の神としつつ、その根本には天之御中主神を据える思想的構造がありました。


(2)高御産巣日神・神産巣日神と伊勢神宮

「産巣日神(ムスヒの神)」は、生成力・繁殖力を意味し、皇統の繁栄を保証する神格。

伊勢神宮では「豊受大神宮(外宮)」に祀られる豊受大神(食物神)と結びつけられ、生命と繁栄を支える神格=産巣日神の働き と理解されました。


→ 結果として、伊勢神宮は「根源神(天御中主) → 太陽神(天照大神) → 繁栄神(産巣日神的役割)」という多層的な宇宙観を持つことになります。