武田家舘
躑躅ヶ崎舘
中庭。
松平 竹千代が子猫と降り積もった雪の中を駆け回り遊んでいた。
その横で武田 信虎が樹齢50年近い大木に素手で(指先)打撃を与えていた。
降り積もった雪は信虎が打撃を与える度に震動で崩れ落ちる。
竹千代は雪の中を駆け回ることをやめ 信虎の修練を眺めていた。…子猫を抱き抱えて。
信虎は竹千代の視線と子猫の視線 身動きを身に感じていたが何も言わぬまま 大木に打撃を与え続けた。
舘の中 中庭に面した廊下をすたすた歩く武田家の仲居が竹千代に
武田家の仲居「ヽ(;´ω`)ノ〰️…竹千代殿。こんなお寒い日にお外に出て遊んでいいてはお風邪をひいてしまいます。早く中にお入りなさいませ。
松平竹千代「 はい。
竹千代は悪気もなく子猫とともに舘の中の自分の部屋まで入ってしまう。
信虎は大木に最後の打撃を与える。
武田信虎「L(゚皿゚メ)」ダアッ!!💥
その雄叫びはまるで雷が大木に落ちたように舘内部まで響き渡る。
竹千代が抱き抱えていた子猫はその雄叫びに驚き中庭の方へと戻り逃げ出した。
信虎はその子猫を鷲掴みにし瞬時に首根っこを握り潰した。子猫はぐったりし 信虎の手から雪の中にドサリと落ちた。
それを目の当たりにした武田家の仲居と竹千代。
武田家の仲居「(/ω\)キャー!
松平竹千代「(゚A゚)…ぁァ〰️…。
武田 信虎「 竹千代!💥 罰として
舘の中の部屋を全て掃除しておけ!💪💥
竹千代は子猫の死に対して放心状態だった。
松平竹千代「(゚A゚)…ぁァ〰️…ぁァ〰️…。…。
…
…
…
3日後。
舘の中の全ての部屋を掃除し終わった
竹千代の元に信虎ではなく息子の晴信が訪れ
武田 晴信「 ようやったな 竹千代。…お前には底知れぬ懐刀を持っているようだ。
これからも精進するのだぞ。
松平竹千代「_(._.)_…はい、お舘さま。
武田晴信「(ノ∀≦。)ノ おいおい、竹千代。
ワシはまだ武田家の頭領ではないぞ⁉️
フハハハハ!💪
松平竹千代「_(._.)_…はい。…お舘さま。
武田晴信「(ノ∀≦。)ノわかった。わかった。フハハハハ!フハハハハ!⤴️
…
…
…
春から夏に成ろうとする季節の頃合い。
信虎と晴信が中庭にてお互いをにらみ合うように向かい合っていた。
武田晴信「ヽ(♯`Д´)ノ 親父!💥 今のあんたの
評定のやり方は武田家家老達の意見に偏りし過ぎている!💪💥
時には若い衆の意見も見聞きしても良いではないか!💪💥
武田信虎「(((*≧艸≦)ププッ。
この50年 私と家老達の見聞で我 武田家は安泰に過ごして来たではないか⁉️💪💥
武田晴信「ヽ(♯`Д´)ノ すぐに崩れ落ちるぞ!💪
いや!俺が武田家の頭領と成り 新たなる王国を築いてみせるんだ💥💪
武田信虎「L(゚皿゚メ)」 たわけたことを言うな!💥
青二才になにができる⁉️
武田晴信「ヽ(♯`Д´)ノ あんたと渡り合えるぞ!💪💥
俺の青龍白虎拳でなぁ〰️!💪💥
武田信虎「L(゚皿゚メ)」笑わせるな!💥
返り討ちにしてやるわ!💪💥
わしの風林猛虎拳でなぁ〰️!⤴️💥
武田家 頭領を決める決闘が始まる。
(*’ω’ノノ゙☆パチパチ(*’ω’ノノ゙☆パチパチ
🙋♀️バイバイ。