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最高裁再審請求棄却                                                     No.76

 

                      2019622

 

たった今最高裁からの簡易書留を受け取りました。

内容は下記のとおりです。

調書(決定)

最高裁判所 大三小法廷

裁判長裁判官   林 景一

裁判官 山崎 敏充

裁判官 宮崎 裕子

裁判官 宇賀 克也

裁判官全員の意見で、次のとおり決定

第1 主文

 1 本件申立ては棄却する。

 2 申立費用は申立人らの負担とする。

第2 理由

   本件申し立てについては、上記対象事件の決定に所論の民訴法338条1項所定の再審事由があるものとは認められない。

令和元年6月21日

最高裁判所第三小法廷

 裁判所書記官 新川 高広

 

これが法治国家の司法の判断です。

私には日本人である限りこれ以上訴える手段はありません。

全力を尽くし、すべての財産をつぎ込んで正義と真実を訴えた結果がこれです。

犯罪者を優遇する社会であることは間違いありません。

身を持って体験した貴重な体験ですので、これからこの国を支え頑張っていく若い人たちには、私と同じような苦い思いを味わって欲しくないので記録だけは残しておきたいと思います。

また犯罪書の手口も詳細に残すことが私の最後の役目かもしれません。

今日は、昨年脳梗塞で倒れ病院に担ぎ込まれベッドに拘束されていたまさしく日です。

偶然にも発見された証拠にやっと勝訴の光が見えたと喜び、必死になって再審請求書を作成した過労とが重なり、激しい血圧の変化をもたらしたのでしょう。

右脳の血管が切れたのか、体の左半分が付随となり左手と左足が自由に使えず、不自由な闘病生活を送っていた矢先、しかも丁度一周年目に当たる今日、最高裁から「再審をしない。証拠の検証は必要ない」とする「棄却」と言う残酷で皮肉な通知が届きました。

私の家族も75歳を超え後期高齢者の仲間入りをした私の健康だけを気遣ってくれ、すべてのことは忘れ、のんびりと余生を送って欲しいと懇願します。

言葉では「分かった」と返すのですが、寝ても覚めても悔しさが募り、不眠症になるほどです。

しかし、私にはもう訴え出る正規の手段はありません。正義は力なりと言う言葉が信じられません。

力が正義を支配することだけは実感しました。即ち不正を働いてもそれを正しいとすることができるのは力であることが分かったのです。

私が自衛官であった時も上官の不正を正したら組織に盾をつくとして自衛隊を追い出された苦い経験があったにもかかわらず、それを教訓としないでみずほ証券と言う大きな組織と戦い、不正を暴こうとした結果は更に残酷なものでした。

私がみずほ証券から(騙されて)購入した金融商品の損失だけでなく、裁判費用とそれに費やした労力に加え、精神的苦痛と脳梗塞という肉体的苦痛まで被ったのです。

私が自衛隊を追い出された後は苦言を呈する者がいなくなったことでこの上司は益々不正に手を染め続けましたが、数十年後に司法の手が及ぶところとなりました。

その時私は日本の国もまだ捨てたものではない必ず正義が勝つと信じていました。

しかし、今回のみずほ証券との件にはどこにも正義はありません。不正だけが蔓延る日本の国になってしまっています。

東京地裁の裁判官、高裁の裁判官最高裁の裁判官、良識ある人物が裁判官として判決を下すなら、証拠を検証しないはずはありません。

みずほ証券が偽造し、捏造し、改ざんして作り上げた証拠だけを採用し、みずほ証券に残されている録音記録や正規(本物)の書類の提出については何度提出命令の申立書を申請しても拒否し続ける裁判官の資質にも問題があるのではないでしょうか?

最高裁まで行った本件に関しての裁判は同じ案件では二度と法廷に出されることはありません。

しかし、発言が不当だとして逆に訴えられたとしたらどうでしょうか?

不当かどうかを検証するにはやはり証拠の検証が必要になるでしょう。

私の手元には物証となるものがほとんどありません。

それが当時のみずほ証券の手口ですから、顧客の手元にはほとんどの資料を渡さない仕組みになっていました。

顧客が書いた書類の控えは肝心の内容がコピーされないように工作されていました。

またほとんどの書類はみずほ証券だけが持ちかえり顧客の手元には何の証拠となるものも残しません。

今回の裁判でもみずほ証券が裁判所に証拠として提出した書面で初めて知ったものが多々ありました。

そのひとつが今回最高裁判所に再審の申立書を出すこととなった証拠の発見です。

私たちが自宅に居ないことを証明する、即ち別の場所に居たことを証明する書類の発見です。

みずほ証券は同日私たちの家に行って書類に署名と印鑑を貰ったと主張し、証拠の一部として裁判所に提出した書類は明らかに偽物であることが判明したのです。

それでも最高裁は5人全員が本物であると判断し「棄却」の決定を下すのは全く読んでいないか、と疑って見たくもなります。

私の悔しさを晴らす手段は力だけです。全財産と体力を失った私には残念ながらその力をどこに求めたら良いのでしょう。

最高裁の決定を受けたこの日の悔しさを忘れないために皆様に報告します。