アリヤ・ジュタヌガーンとモリヤ・ジュタヌガーンのジュタヌガーン姉妹、それも2018年に世界ランク1位になったアリヤにフォーカスをあて、彼女の幼少期から、2016年にタイ人初の米女子ツアー優勝者となるまでを描いた物語。
基本的には“史実に基づいた物語”であるようだ。そしてなんといっても目をひくのは、父親のスパルタ教育っぷり。
「巨人の星」のパパみたいだ。
姉妹が小学生のころから朝は4時半起きでランニング、甘いものは一切口にすることがを許さず、学校は早退させて休日もなくひたすら練習。
足には大リーグ養成ギプス……ならぬウェートを起きてから眠るまで巻いて生活するという徹底ぶり。
世界で勝負するにはここまでしないといけないのか…そうだろうな…
皆ができないことをする逸材だけが頂きをみることができるのだろう。
物語が進むにつれ、父親との確執が目立つようになり、ある事件をきっかけに決別。
そしてクライマックスでは……感動のドラマが待っている。
こちらは本物のアリヤ
すごい体格!
下半身の体幹が素晴らしく、驚異の飛距離を飛ばす!
試合でもドライバーを装備しないというから驚き!
ずっと苦楽を共にしてきた姉モリヤと…
幼少期から先に頭角を現してきた妹アリヤを、妬むことなく支え続け、自身も世界ランキング10位以内に入っている。
姉妹の絆は、この姉モリヤあってこそではないかと…心打たれる。