中日ドラゴンズが夏の竜陣祭のDステージにて投下した刺客、謎の男性ダンスパフォーマンスチームである昇龍隊。
イカツい容姿ながら、チアドラゴンズも真っ青のハイレベルなダンスパフォーマンスに、我が相棒ニコンD3100は
撃沈されましたorz
そりゃあプロのダンサー相手に、デジイチ初心者向けの機種で、撮影者がドシロートカメラマンの私の撮影技量では、
どだい無理っしょwww
D3100が撃沈された以上、何が足りないのか考えなくてはならないのだけど、本番のチアドラデーまでには僅か1カ月余りと時間が足りませんでした(ノ_<)
今年のチアドラデーは、20周年の節目という大事な行事なので、撮影の失敗は絶対に許されない。そんなプレッシャーに押し潰される毎日を過ごしておりました。
そこで思い浮かんだのが、D3100を超えるスペックのカメラ、要は連写速度がD3100よりも速いものを選ぶことにしました。
本音はフルサイズのカメラを導入したいのだけど、カメラ自体の価格が高すぎで、D810は中古でも本体のみで20万円くらい。近所にあるカメラのキタムラに置いてあった中古のD810レンズキットは、新品との価格差が2万円くらいで、D810の後継機種であるD850の登場が近づいている状況で、無理をしてまで導入が出来ない(>_<)
カメラのレンタルで凌ぐという方法があるのだけど、レンタルであれば価格がかなり抑えられるので、実際にレンタルで使ってみて導入するか否かを後で決めようかと。
しかしである。カメラのレンタルは、CDレンタルとは異なり、その場しのぎに過ぎず、何回かレンタルで借りるとお金を無駄に消費するだけで、残るものは何も無く、メリットがあるかというと。。
悩んだ末に決断したのは、中古のフルサイズのカメラを導入することでした。
D3100を遥かに超えたスペックでかつ、金額を抑えるために、中古で売られていたD800の本体のみを購入しました。
D800はD810の前モデルで、発売当時最高峰の3630万画素のソニー製CMOSセンサーを搭載し、化け物スペックのカメラでした。また、兄弟モデルとしてローパスフィルターキャンセリング効果の機能を搭載したD800Eなんていうモデルも登場しておりました。
D800ではセンサー部にローパスフィルターを搭載していて、偽色やモアレを抑えていますが、ローパスフィルターの効果を抑えたD800Eの方がよりナチュラルです。
但し、ローパスフィルターレスは先程書いたように偽色やモアレが発生します。それを解決するために、D800EやD810では高画素化したイメージセンサーを採用しています。
偽色やモアレとは何ぞやというと、簡単に説明すると、デジタル音声でいうところのエイリアシンクと似たようなもの。あ、偽色とモアレは別物なので要注意。
最近のモデルではローパスフィルターレスのモデルが多いのだけど、中には業務撮影の関係上、偽色やモアレを排除したい場合もあるかと思います。この場合はD800EよりもD800の方が良かったりします。
さて、チアドラデーまでにカメラを間に合わせるために、8月のチアドラ感謝祭の直前に購入して、実際にチアドラ感謝祭というイベントで使用したのだけど、レンズが別途必要だったので、タムロンのを購入して使用しました。
チアドラ感謝祭で使用したレンズはタムロンで、CFカードは金エクセリアプロを選択。
連写速度はフルサイズで4コマ/秒なので、D3100よりもスペック的にほんの少しだけ速いくらいなのですが、記録媒体にCFカードが使えるので体感的にかなり速いような気がしました。
連写速度の遅さは購入前から心配していましたが、実際に撮影してみると、思った以上に連写速度が速かったです。これならチアドラの速いダンスでも何とかなりそうな気がします( ´ ▽ ` )
体感的に速い連写速度なのは、プロセッサーがD3100よりも後発のEXPEED 3であるのと、記録媒体にCFカードを使ったからかもしれないですね。これなら昇龍隊の撮影でもいけるかもしれないですね。
ニコンのハイエンドモデルだけあって、光学ファインダーなどの細かいところにも拘っているなと思いました。D800のペンタプリズムに慣れるとD3100などの下位機種に搭載されているペンタミラーには戻れないですね。
それと、D800は思った以上に重量が重く、1kgもあります。三脚を使うならまだしも、手持ちで撮影する場合は両手持ちで撮影するしかないですね。実際に、某中日球団のスタッフや内センセーにも扱ってもらいましたが、私とチアドラ志穂チャンとの2ショット撮影時に内センセーが重たそうな表情で撮影しておりました((((;゚Д゚)))))))
デジタル一眼レフがある種のADコンバーターと解釈するならば、アナログからの高品質なデジタルデータを製作しようものならば、少なくともデジタル一眼レフカメラだけでも10万円以上はお金をかけないといけないということです。
資本主義万歳www(をい)
勘違いしていけないのは、高品質画像撮影ではお金だけで解決出来るものではないということ。レコーディングがそうなんだけど、カメラ撮影にはそれなりの知識と技量が必要だということです。
従って、D800クラスのカメラとなれば、それなりにカメラ撮影を経験している中級者以上でないとオススメ出来ないですね。
それから、ニコンのこのクラスのカメラを購入するのであれば、D800が安いので買いですが、オススメするなら最新機種のD850です。D810はD850の登場で中途半端な感になったので、購入するのであれば価格が下落するのを待つしかないですね。
注意点としては、カメラ本体でCFカードをフォーマットするとFAT32になること。容量を使う動画撮影では、4GBの壁が重くのしかかります。
なので、CFカードを使う場合は、撮影前にあらかじめPCを使ってexFATにフォーマットしてから使用して下さい。←ここ重要