はろろ~ん
わたしが昔尊敬してやまない大好きな先輩がいました。
その人が幸せになれるならわたしは鬼にも悪魔にもなれました。
でももう二度と会えない人です。
偶然にも最近同じ名前の人と出逢いました。
名前を呼ぶたびに色んな思いが込み上げてきました。
わたしはどこから間違えたんでしょうね。
あの人に出逢った19歳のとき?
あの人とサヨナラしなくてはいけなくなった20歳のとき?
あの人と同じ名前のあの子に出逢ってしまった先月?
偶然は偶然を呼び、あの人と同じ名前のあの子はわたしと誕生日が同じでした。
365分の1の確立です。
嬉しさと切なさが同居する7/16(七色)どんな日になるんでしょうね。
でも、人生は皮肉なモノです。
あの人と同じ名前のあの子ともサヨナラしなくてはいけなくなりました。
会えるのは会えるんですけど心の中でサヨナラしなくてはいけなくなったんです。
わたしとあの子の距離が縮むのは許されない行為となったからです。
わたしは運命論者ではありません。
でもわたしはあの人ともあの子ともサヨナラすることに初めから決まっていたんじゃないだろうか、と思います。
少しだけ泣きました。
それでも出逢えたのは事実なんだから楽しかった時間を想い出にこれからも生きていこうと思います。
サングラスがトレードマークでした。
寝坊したらハットを被ってました。
ボーダーの赤い服がとても似合ってました。
外見は冷たそうで中身は暖かい人でした。
ツラいことを表に出さない人でした。
人は、別れと出逢いを繰り返して生きるものとよく言いますよね。
わたしの残りの人生、もう誰にも出逢わなくていいからわたしの大切な大切な身内だけはサヨナラしないでいられますように。
サヨナラ。
あの人と同じ名前のあの子。
どうかこれからのキミの人生が、幸せでありますように…。
今、万感の思いを込めてパソコンを閉じます。