「激動の人生」という言葉にするのはかんたんですが、岸さんが歩んでらした道のりをご自身の言葉でうかがうと、困難に立ち向かったご苦労とは聞こえてこないのです。あくまでも、美しい。


女優の岸 恵子さんが、この間テレビで、素敵な事を言ってられました。


岸 恵子さんの言葉をいくつか紹介します



「自分の扉を開けるのは、自分しかいない。

新しい事や、やりたい事に、どんどんチャレンジして、心の空気を入れ替えよう」


「女はハッタリよ!」みんな女優さんも陰では人に見せられない姿で努力しているの。そういう姿は人に見せるものではなく、幸せな顔してた者勝ち!女はハッタリよ!」

「記憶とはあいまいなものです。でも、客観的な事実とは違って記憶していても、本人がそう覚えていたら、それがその人にとっての真実。それでいいと思います」


「人生って、気持ちがつくっていくものですね」
  

「人生は気持ちの持ち方です。苦しみはなくなるものではありません。
気持ちしだいで、苦しみでなくなるのです」


「孤独の裏には自由がある。孤独にとりこまれてはいけない」



「ちゃんとした政治家に政治をしていただきたい。政治家という職業には、日本人の尊敬を集める人が就いていただきたいです。たまに漢字を読み間違えるのは、仕方ないとしましょう。でも、政治家は、せめて日本語をきちんと使える方でないと」


日本での生活よりフランスでの生活の方が長くなったようで、両国の比較が話題の中心でした。

私が特に興味を持ったのは、岸さんの指摘した日本の変化の中で


①日本が安全な国ではなくなって来ている!
②格差社会になってきた!
③言葉が乱れ汚くなった!
の3点です。

外国に住むと犯罪に巻き込まれないよう注意して過ごさねばなりません。


岸さんも用心してはいたが、別荘のベッドやじゅうたんまでトラックを乗り付けて盗まれたと言います。


フランス社会の気の抜けない物騒な話をしながら、

「日本も最近はおかしくなっているのね」と心配のご様子。


また、かつて総中流意識であった日本も、格差のある社会に変わったと感じられたようです。

言葉については、フランスは階級社会であり、階級によって使う言葉が違うことを話しながら


携帯電話の語彙の貧しさの所為か、日本も言葉が乱れているとの印象を語っておられました


次第に日本も外国と同じ種類の悩みを持ち始めたようです。


以前、サッカーワールドカップ決勝戦の場で、フランスのジダン選手の頭突きの場面がありました。


岸さんの話を聞いたこともあり、階級社会特有の汚い言葉が交わされたと推測しました。



どんなことがあっても、そこから何かを得て素晴らしい真実にしていく強さがあるからこそ、美しくいられる。そう思いました。


世界を見て渡っていらした岸さんだからこそ語れる素敵な魔法のような言葉