こんにちは( ˊᵕˋ*)


以前から気になっていたことを書こうと思います。



■髪は、病気とは治り方が違う


身体が病気になったら、治療をします。

切らなきゃいけない病気なら手術をして、時には全摘することもある。


でも髪はそうはいきません。

「傷んでるから半分切りましょう」となっても、傷んだ部分が少しでも残っていれば、そこからまた傷んでいきます。


病気の場合、手術のあとは再発防止のために病院に通い続けますよね。

でも髪は、切ったらそこで終わり。

しばらくしてまた傷んで、また切って…の繰り返しになっていませんか?


「また伸びるから大丈夫」と言う方もいますが、

もし伸びなかったら?

もし抜けてしまって、もう生えてこなかったら?


手を切っても、その瞬間は痛くても、時間が経てば治ります。

でも髪は、一度傷んでしまったら元には戻りません。

皮膚だって、傷が跡として残ることがあるのと同じです。







■髪は「痛み」を教えてくれない


しかも髪の毛は、傷んでいても痛みを感じません。

絡まって引っかかる時の痛みはあっても、髪自体がダメージを教えてくれるわけではないんです。


だから気づかないうちにダメージが進み、カラーの上書きを繰り返しているうちに、根元と毛先の状態がまったく違う…ということが起こります。


そうなってから慌てて少し切っても、髪全体の状態が改善するわけではありません。

その状態でカラーを重ねれば、根元と毛先の差が出て、狙った色に均一に染まりにくくなります。




■おうちケアだけで大丈夫?


「トリートメントをつけていれば大丈夫」と思っていませんか?

市販のトリートメントの多くは、髪の表面をコーティングして、指通りや見た目のツヤを一時的に良く見せるタイプのもの。

使った直後は良くなった気がしても、シャンプーを重ねるうちにコーティングは取れてしまい、内部のダメージ自体は残ったままということも少なくありません。

髪の内部までしっかり届くケアは、サロンでの施術だからこそできることがあります。



■髪は、あなたを引き立てる「額縁」


どんなに素晴らしい絵でも、安っぽい額に入れてしまうと、その魅力は半減してしまいます。

逆に、シンプルな絵でも、額が上質だとぐっと引き立って見えますよね。


髪も同じです。

どんなに丁寧にメイクをしても、どんなに素敵な服を着ていても、髪がパサついていたら、その印象は台無しになってしまいます。

髪は、あなた自身という「作品」を引き立てる額縁のような存在なんです。



だからこそ、傷んでから慌てるのではなく、傷む前のケアが大切。


「最近ちょっと気になるな」というタイミングが、実は一番のベストタイミングです。



こんばんは(´▽`)


今回はこれ↓ ↓ ↓

 「ブラッシングのススメ」



「ブラッシング、していますか?」







美容師として毎日たくさんの髪を見ていますが、実はブラッシングって、髪と頭皮のためにとても大切なんです。


ブラッシングには、


・髪の絡まりをほぐし、摩擦や引っかかりを減らす

・頭皮を適度に刺激して、スッキリさせる

・髪表面についたホコリや汚れを浮かせて、落としやすくする


など、いろいろなメリットがあります。


こんなに良いことがあるのに、習慣にしている方は意外と少ないんですよね。


そして、ブラッシングをしている方でも「なんとなく髪の表面をなでるだけ」になっていることも。


実は、ブラッシングにはちょっとしたコツがあります。



 ■まずは「乾いた髪」から


私がおすすめしたいのは、シャンプー前のブラッシングです。


髪は濡れると水分を含んで柔らかくなり、乾いているときよりも摩擦や引っ張りの影響を受けやすくなります。


その状態で、絡まった髪を無理にとかしたり、ゴシゴシ洗ってしまうと、髪への負担が大きくなってしまいます。


だからこそ、


「洗う前に、まず絡まりを取っておく」


これがポイントなんです。



 ■正解は「毛先から」


ブラッシングするときは、いきなり根元からとかしません。


まずは毛先から。


毛先 → 中間 → 根元


と、少しずつ上に向かって絡まりをほぐしていきます。


毛先の絡まりが残ったまま根元から一気にブラシを通すと、途中で引っかかってしまい、髪を引っ張ることになります。


特にロングヘアの方や、髪が細くなってきた方はここが大切。


「毛先なんてちょっととかせばいいでしょ」


ではなく(笑)


毛先の絡まりを丁寧に取ってあげてくださいね。



 ■絡まりが取れたら、頭皮もブラッシング


毛先から中間、そして根元まで絡まりが取れたら、今度は頭皮もブラッシング。


前から後ろだけではなく、後ろから前、左右からなど、いろいろな方向から優しくブラシを入れてみてください。


頭皮が適度に刺激されることで、スッキリした感じも得られます。


ここで大切なのは、「強くやればいい」というわけではないということ。


気持ちいいと感じるくらいの優しい刺激で十分です。



 ■そのあとに「予洗い→シャンプー」


ブラッシングで髪の絡まりを取ってからお湯を通すと、髪を無理に引っ張ることなく洗いやすくなります。


そして、シャンプー前の予洗いで髪や頭皮の汚れをある程度落としておく。


これだけでも、シャンプー時の摩擦を減らすことにつながります。


ブラッシング → 予洗い → シャンプー


ぜひ、この順番を習慣にしてみてください。



 ■頭皮マッサージブラシ、正しく使えていますか?


最近は、手のひらサイズの頭皮マッサージブラシを使っている方も増えましたね。


頭皮に当てると気持ちよくて、シャンプー中のスッキリ感もアップするので、私も使うこと自体は良いと思っています。


ただ、気をつけてほしいのが「髪の絡まり」です。


長さのある髪や、ダメージして絡まりやすい髪に、いきなり頭皮ブラシを入れてしまうと、髪が絡まって引っ張られてしまうことがあります。


頭皮ブラシが悪いわけではありません。


使う順番が大切なんです。


・濡れた髪にいきなり強く使わない

・先に普通のブラシで毛先の絡まりを取っておく

・毛量が多い方、くせ毛の方、髪が細くなってきた方は特に優しく


このあたりを意識してみてくださいね。



 ■「ボリュームが欲しい」からこそ、優しく


そして、40代・50代以降の大人世代の方に、特にお伝えしたいことがあります。


「ボリュームアップ」を目的に、頭皮をしっかり刺激するケアを取り入れている方も多いと思います。


髪にボリュームがなくなってくると、どうしても「何とかしなくちゃ!」と思いますよね。


その気持ち、すごくよくわかります。


でも、年齢とともに髪が細くなったり、以前より絡まりやすくなったりしている場合は、「強く刺激すること」よりも「髪を傷めないこと」を優先してほしいんです。


強く引っ張ったり、無理に絡まりをとかしたりすることで、せっかく大切に伸ばしている髪に負担をかけてしまっては、もったいないですよね。


ボリュームが欲しいからこそ、


まずは今ある髪を大切にする。


これも、とても大切なエイジングケアだと思っています。



 ■まとめ


ブラッシングは、特別なことをしなくても今日から始められる簡単なケアです。


・シャンプー前の乾いた髪から始める

・毛先 → 中間 → 根元の順に絡まりを取る

・絡まりが取れてから頭皮を優しくブラッシングする

・頭皮マッサージブラシは髪の状態と使う順番に注意する

・ボリュームが気になる世代ほど「髪を傷めないこと」を大切にする


たった数分の習慣でも、毎日の積み重ねが髪の扱いやすさにつながります。


「最近、髪が絡まりやすくなったな」

「なんとなく髪の元気がなくなってきたな」


そんな方は、まずブラッシングから始めてみませんか?


そして、


「じゃあ、どんなブラシを選べばいいの?」


と思った方へ。


次回は、私がおすすめするブラシ選びのポイントについて、もう少し詳しくお話ししますね。



こんにちは^^ 

今回は、これまでブログの中で何度も使ってきたのに、実はちゃんと説明したことがなかった『髪の体力』について書いてみようと思います。


「髪の体力が落ちてます」「この髪、まだ体力残ってますね」 美容師同士では当たり前のように使う表現なんですが、お客様からすると「体力ってどういうこと?」と思われている方も多いんじゃないかなと思い、今日はしっかり解説してみます。


■髪の体力=ゲームのHPゲージ いちばんイメージしやすいのは、ゲームのキャラクターのHP(体力ゲージ)だと思います。 



生まれたての髪は、HPが満タンの状態からスタートします。そこから、カラー・パーマ・縮毛矯正・アイロンやコテなどの熱・紫外線・摩擦や乾燥といった、日々のケアや施術のひとつひとつが、少しずつHPを削っていきます。

一回のダメージは小さくても、それが積み重なっていくことで、髪全体の「残りHP」が変わってくる。これが「髪の体力」の正体です。

ただし例外もあります。セルフカラーやブリーチは、この「コツコツ削れる」タイプのダメージとは別物。市販の薬剤は美容室のものより強い設定になっていることが多く、しかも髪質やダメージ状態に合わせた調整ができないため、一回でHPを大きく削ってしまうことがあります。ゲームで言えば、通常の被ダメージとは桁違いの「大技」を受けてしまうようなイメージです。




大事なのは、これは「今日の髪の状態」だけで決まるものではないということ。これまでどんな施術やケアを繰り返してきたか、その履歴の積み重ねそのものが、今の髪の体力を作っています。


■HPが多い髪・少ない髪、それぞれのサイン 同じ「傷んでいる」ように見えても、HPの残量によって髪の状態は全然違います。

HPが満タンに近い髪 ・キューティクルがしっかり閉じている ・触るとなめらか、自然なツヤがある ・濡れても弾力があり、伸びすぎない

HPが減ってきた髪 ・濡れるとゴムのようにビヨンと伸びる ・絡まりやすく、なかなか解けない ・内部が膨潤して膨らむ(いわゆる「縮れ」につながる) ・手触りがザラつく、引っかかる感じがある

この状態の差が、同じ薬剤・同じメニューを使っても仕上がりや持ちが変わってくる理由です。カウンセリングで「今の髪だけ」でなく「これまでの履歴」を必ずお伺いするのは、このHPの残量を見極めるためなんです。


■「パサつき=しっとりさせれば解決」は実は危険なサイン 

ここ、今日いちばん伝えたいポイントです。 パサついた髪に対して、トリートメントやオイルを重ねづけしている方、実はとても多いです。「しっとりすればいい」という感覚は、決して間違いではないのですが、それだけでは根本的な解決にならないケースがあります。

なぜなら、HPが減った髪は、外側から油分や水分を足しても一時的にごまかせているだけだから。表面はしっとりしたように感じても、内部のタンパク質や水分保持力そのものが回復しているわけではないんです。

しかも厄介なことに、オイルやトリートメントを重ねすぎると、かえって髪が重くなり、本来のツヤや動きが出にくくなることもあります。「HPを回復させよう」と盛れば盛るほど、逆に扱いにくい髪になってしまう、なんてことも。

「一生懸命ケアしているのに、なんだか改善しない」という方は、実はこのパターンにハマっている可能性があります。


■じゃあ、どうすればいいのか 

もしこの記事を読んで「思い当たる…」と感じた方は、まず試してほしいことがあります。

①今つけているものを一旦減らしてみること。「たくさんつければつけるほど良い」というのは誤解です。

②内部までしっかり届くケアに切り替えること。市販のトリートメントは多くの場合「表面をコーティングする」タイプのケアなので、HPが大きく削られた髪にはそれだけでは届きません。セルフケアで限界を感じる場合は、サロンでの集中トリートメントで補うのもひとつの方法です。今のご自身の髪の「HP残量」がどれくらいなのか、プロの目で見てもらうことで、必要なケアが見えてきます。


■まとめ 

「髪の体力」は目に見えないからこそ、感覚だけで判断しがちな部分です。でも実際には、これまでの施術履歴やダメージの蓄積によって、一人ひとり全く違う「残りHP」を抱えています。「パサつきが戻らない」と感じている方は、もしかしたらケアの方向性そのものを見直すタイミングかもしれません。

気になる方は、ぜひ一度ご相談くださいね。


こんにちは( ˊᵕˋ*)

仕事中ですが…

めちゃくちゃ暇なので更新してます^^;


今回はこのテーマで↓ ↓ ↓


『切ればいいってもんじゃない』




「デジタルパーマ」のご予約いただくこと、夏は多いですが、

実は、髪の状態によってはデジタルパーマ、おすすめできないことも…。


髪の状態や履歴を伺って、施術を断ることもあるのですが…

すると、

「じゃあどこまで切ればいけますか?」ってよく聞かれるんです。

いやいやぶっちゃけ、それだけの問題じゃないんです。


今日はその理由、正直に話します。


デジタルパーマが不向きな理由


デジタルパーマは熱を使ってウェーブを作る仕組み。だから根元からはかけられません。なので、ボリュームを出したい人には不向き。

しかも毛先も繰り返しかけられないんです。

ダメージが残ってる毛先をちょっとカットしただけだと、それ「上書き」になっちゃうのでチリついたり、思ってたようなウェーブが出なかったり。


しかもある程度の長さも必要。

だから状態や長さによっては、

正直「今回は難しいです」ってお断りすることもあります。








「切ればいい」って、実はそんな単純じゃない


境目の判断って、めちゃくちゃ難しいんです。「これくらい切れば大丈夫だろう」で切ったら、イメージと全然違う仕上がりに…なんてことも普通にあります。


特に超ロング×カラーを重ねてる髪。

ダメージの範囲が広すぎて、正直ほぼ無理なケースがほとんどです😭



パーマは「手段」であって「目的」じゃない


SNSで見て「これやりたい!」ってなるの、めちゃくちゃわかります。でもSNSに載ってるのって、その瞬間の一枚だけなんですよね。

そこに至るまでどれだけ髪に負担かかってるか、その後どう変化していくかは、写真には写らない。

それに正直な話、パーマって実際にかけてみないとわからない部分、けっこう大きいんです。

同じ薬剤・同じロッドを使っても、髪質や状態で出方は変わる。「絶対こうなります」って言い切れないことも普通にあります。

なりたいイメージだけが先行して、髪の状態を無視したままパーマやカラーを繰り返せば、「思ってたのと違う」ってなるのは当然のこと。


パーマもストレートも、あくまで理想のスタイルに近づくための「手段」。

本当に大事なのは、その先にある「どうなりたいか」っていう目的の方なんです。


だから、なりたいイメージから今の髪の状態まで、気軽に相談できる関係性が一番だと思ってます。


ぜひ担当美容師に、遠慮なくお話ししてみてくださいね🙌




こんばんは^^


今日は白髪染めに関する「よくある思い込み」についてお話しします。


サロンで白髪染めのご相談をお受けするとき、とても多いのがこの声です。


「明るい髪色に憧れるけど、白髪があるから暗くするしかないですよね…?」

実はこれ、半分正解で半分誤解なんです。







■白髪染めでも明るくできる理由


白髪染めというと「暗く、しっかり染める」イメージが強いかもしれません。

ですが技術的には、8〜9トーンというかなり明るいレベルまで白髪を染めることが可能です。


白髪は通常の髪と違い、メラニン色素が少ない(もしくはない)ため、染料の入り方や発色の仕方が黒髪とは異なります。

そのため、白髪の量や質、髪全体の状態を見ながら薬剤や工程を調整することで、明るさを保ちながら白髪をカバーする、という選択肢が生まれます。



■明るく染める場合の注意点:色持ち 


ここで正直にお伝えしたいのが「色持ち」の問題です。

明るいトーンで染めた白髪染めは、暗いトーンに比べて色落ちが早い傾向にあります。

理由は、明るい色を出すために髪内部への色の定着のさせ方が異なり、髪表面の状態やシャンプーの影響を受けやすくなるためです。

そのため、「明るさを楽しみたい」場合は、こまめなカラーメンテナンス(1ヶ月前後でのリタッチなど)を前提に考えていただくのがおすすめです。



■ツヤ感を重視するなら、暗めがおすすめ


一方で、

「色持ちを重視したい」

「ツヤのある艶髪にしたい」

という方には、暗めのトーンをおすすめしています。


暗めのカラーは白髪もしっかりカバーでき、色も長持ちしやすいのが特徴です。また、髪の内部に色がしっかり定着しやすいため、光を反射したときのツヤ感も出やすくなります。



■どちらが自分に合っているか、一緒に見つけましょう


「明るさ」を優先するか、「ツヤ感・色持ち」を優先するか。

どちらにもメリットがあるからこそ、髪質や白髪の量、普段のライフスタイル(お手入れにかけられる時間など)によって、最適な選択は変わってきます。


もし今「白髪染め=暗くするしかない」と諦めている方がいたら、まずは一度美容師にご相談ください。

あなたに合ったベストなトーンを見つけて行けるといいですね^^







こんばんは(*´︶`*)ノ
いつもお読みいただき ありがとうございます!

今回は…コレ↓ ↓ ↓

「地毛くらいの暗さにしたいんです」
そのオーダー、実は要注意サインかもしれません…?!


今日いらしたロングのお客様も、まさにこのオーダーでした。
「地毛くらいのトーンダウンで」とのことだったので、しっかりカウンセリングして
仕上がりや持ちも考えて薬剤選定したんです。

でも結果は、思ったほど暗くならず、毛先はバサバサ…





なんでこうなるか
今日は美容師目線でお話しします。


ギシギシ三拍子、揃ってませんか?
 ・ カラー後のシャンプーでギシギシ
 ・ ドライヤーでギシギシ
 ・ 仕上がって…バサバサ(っ_ _)っドテッ

この三拍子が揃ったら、
それは髪が悲鳴をあげているサインです。


トーンダウンを繰り返してる人あるある
 ・ コームが通らない
 ・ 色が綺麗に入らない
 ・ 色ムラになる
 ・ SNSで見たような綺麗な色にならない ← この勘違い、実はすごく多いんです!

思い当たること、ありませんか?



なぜこうなるの?

「暗くする=優しい」
「暗くする=ツヤが出る」
実はどちらも間違いなんです。

暗くするというと、なんとなく髪に優しいイメージがありますよね。でも繰り返しトーンダウンをしていると、髪の体力はどんどん奪われていって、
毛先は「膨潤毛」という状態になっていきます。

膨潤毛になると、キューティクルが開いたまま閉じきらなくなるので、光が乱反射してツヤどころか
パサパサに見えてしまうんです。
暗くしたのに、むしろツヤがなくなる…このギャップ、意外と知られていません。


「私、昔から癖毛だから…」
そう思ってませんか?

実はそれ、生まれつきの癖じゃなく、膨潤による一時的なダメージ毛かもしれません。

縮毛・うねり・パヤ毛の違いについては、
気になる方はぜひチェックしてみてください。



じゃあどうすればいいの?

「トリートメントちゃんとつけてるのに、なんで改善しないの?」
そう感じたことがある方も多いと思います。

実はそれ、市販のトリートメントは表面をコーティングしているだけで、膨潤して開いたキューティクルの内部までは届いていないからなんです。

サロンのトリートメントは、
髪の内部に必要な成分を届けて補修する仕組みが違います。
ただ、一口に「サロントリートメント」と言っても、ステップ式・TOKIO・髪質改善(酸熱)など、
アプローチが全然違うものがいろいろあるんです。この違いについては、また次回詳しくお話しますね。
※髪質改善トリートメント(酸熱系)は、サロンや頻度によっては繰り返すことでかえって傷んでしまうケースもあるので、そこは要注意です。


そして自宅でのケアも大事!
 ・ 丁寧なシャンプー(ゴシゴシ洗わず、絡まないように優しく)
 ・ ドライヤーでの乾かし方(トリートメントの効果を長持ちさせる)

サロンでのケアと自宅でのケア、両方の合わせ技があってはじめて、髪の体力は戻っていきます。

参考までに、「ケアのし過ぎ」もNGというお話も以前記事にしているので、こちらもよければ読んでみてください。


こんばんは^^

先日、サロンでお客様からこんな相談を受けたんです。
「最近、抜け毛が気になって……」

このお話、実はこれからの季節、更年期世代の方からとても多く聞くんです。
でも今の時点で気になっているということは、もしかしたらもう少し前、もしくは今の生活が影響していて、これから秋にかけてさらに増える可能性がある、ということでもあるんです。

「今」だけを見ていると、対策のタイミングを逃してしまうかもしれません。
更年期世代だからこそ知っておいてほしい、夏と抜け毛の関係についてお話しします。


なぜ「今」じゃなくて「秋」に出るの?

抜け毛って、ダメージを受けてすぐに抜けるわけじゃないんですよね。
毛周期の関係で、今受けているダメージが結果として出てくるのは数ヶ月後。つまり今の夏の過ごし方が、そのまま秋の抜け毛量に直結してしまうんです。

しかも更年期はホルモンバランスの変化で、もともと髪が細くなったり抜けやすくなったりしている時期。
そこに夏特有のダメージが重なると……そう、ダブルパンチになってしまうんです。


夏、実はこんなに頭皮を冷やしています

「冷え」というと冬のイメージがあるかもしれませんが、夏こそ要注意なんです。
 ・ 汗をかいた後、冷房でスーッと冷える → 汗冷え

 ・ 冷たい飲み物・食べ物で、体の中からも冷えている

 ・ この繰り返しで血行不良が起こりやすい

血行が悪くなると、頭皮に栄養がきちんと届かなくなります。髪を育てる土台が弱ってしまうんですね。








紫外線も、実は”乾燥”と”自律神経”の両方に効いてくる

紫外線というと頭皮が焼けるイメージだけかもしれませんが、それだけじゃないんです。

 ・ 頭皮の水分を奪って乾燥させる
 ・ 強い日差しと室内外の温度差の繰り返しで、自律神経が乱れやすくなる
 ・ 自律神経が乱れると、これもまた血行不良につながる

紫外線ダメージ→乾燥・自律神経の乱れ→血行不良という流れで、
じわじわと頭皮環境を悪化させてしまうんですね。


あと、これだけは伝えたい
セルフカラーは絶対にやめてください!

夏の頭皮ダメージに加えて、もうひとつ更年期世代の方に強くお伝えしたいのがセルフカラーについてです。
ただでさえ夏の紫外線・血行不良・乾燥で頭皮が弱っている時期に、市販のカラー剤を自己流で頭皮に直接のせるのは、正直かなりリスクが高い行為です。

 ・ 市販剤は頭皮への刺激が強いものが多く、微弱な炎症を繰り返すことも
 ・ 炎症が続くと毛根がダメージを受け、抜け毛や薄毛の悪化につながる
 ・ 更年期でただでさえ回復力が落ちている頭皮には、そのダメージが蓄積しやすい

「時間がないから」「安く済ませたいから」というお気持ちはすごくわかるのですが、この夏に関しては特に、セルフカラーは避けていただきたいです。抜け毛が気になっている方ならなおさらです。

実はセルフカラーをされている方、頭皮を見ればすぐわかるんです。地肌が赤黒く焼けたようになっていることが多いから。それだけ頭皮に負担がかかっているサインなんですね。

さらに、髪が切れやすくなっていたり、以前より伸びるスピードが遅くなっていたりしたら要注意です。それは髪の内部まで傷んでいたり、毛根の働きが弱っている可能性があるサイン。
この夏、そこにセルフカラーの刺激と紫外線ダメージが重なったら……ちょっと想像したくないですよね。


今のうちにできること

「今は平気」だからこそ、今のケアが秋の髪を守ります。

 ・ 冷房の効いた室内では羽織りものやストールで首元・頭皮を冷やしすぎない
 ・ 冷たい飲食は摂りすぎず、常温や温かいものもバランスよく
 ・ 頭皮用の日焼け止めや帽子でUV対策
 ・ 湯船で血行を促す(シャワーだけで済ませがちな夏こそ)

更年期世代だからこそ、若い頃と同じ夏の過ごし方では頭皮への負担が大きくなってしまいます。

「今年は何ともないから大丈夫」ではなく、
「今年も気づかないうちにダメージが蓄積している」かもしれない
という視点で過ごしていただけたらと思います。



こんばんは(*^^*)
今回は、
クセ毛じゃないのに広がる?!
「すけばいいってもんじゃない」髪が薄毛&抜け毛を招く理由
について書いてみますね。


「髪が広がるから、きっとクセ毛なんです」

そう思い込んでいませんか?実はそれ、クセ毛じゃなくて”ケアのしすぎ”が原因かもしれません。
しかもこれ、更年期世代だけじゃなく、10代・20代でも起きています?!


「広がる=クセ毛」という思い込み

広がる髪をなんとかしようと、しっとり系シャンプー、トリートメント、お風呂上がりのアウトバス、仕上げにオイル…と、油分をどんどん重ねていませんか?

「乾燥して広がるんだから、うるおいを足せば足すほどいいはず」

一見正しそうに見えるこの理屈、実は逆効果になっていることが多いんです。


ペタンコ→根元潰れ→クセっぽく見える  の悪循環

油分をたっぷりつけると、髪は重くなります。
重くなった髪は根元からペタッと潰れ、立ち上がりがなくなります。
すると毛流れが不自然にうねって見えて、
「あれ、やっぱりクセ毛かも?」とさらに油分を足す…この悪循環にハマっている人、実はかなり多いんです。

しかも油分を大量につけた髪はドライヤーで乾きにくくなります。乾かすのに時間がかかって、結局毛先はパサパサに。
「広がるから保湿してるのに、なぜか毛先はパサつく」という矛盾、心当たりありませんか?


「毛量減らして」オーダーの落とし穴

広がりが気になると、美容院で
「毛量を減らしてください」
とオーダーする方も多いはず。
でも、すいて軽くすれば必ず収まるかというと、実はそうとも限りません。

髪は一本一本が支え合ってまとまることで、
重さとバランスを保っています。すきすぎると支えを失った髪がパラパラと散らばりやすくなり、
逆に広がって見えることがあるんです。
「軽くする=まとまる」ではないんです。


じゃあどうすればいいの?





・油分は”足す”より”必要な分だけ”
:全体に重ねづけするのではなく、パサつきが気になる毛先だけに調整する

・根元はしっかり乾かす
:根元の立ち上がりが出るだけで、うねって見える印象がかなり変わる

・すきすぎない
:広がりの正体が「クセ」ではなく「ケアのバランス」であれば、量を減らすより質感を整えるアプローチの方が合っていることも

「広がる=とにかく保湿・とにかくすく」
ではなく、自分の髪が本当にクセ毛なのか、
それとも重ねづけによる仕上がりの崩れなのか、
一度見直してみると新しい発見があるかもしれません。


すけばいいってもんじゃない。
足せばいいってもんじゃない。

髪って、案外シンプルに応えてくれるものなんです。


こんにちは^^

 その広がり、本当に「クセ毛」ですか?!

実は原因、ひとつじゃないんです。

「クセ毛だから」と縮毛矯正をかけたら、思っていたより真っ直ぐすぎた…ボリュームがなくなってぺったんこになっちゃった…
そんなご相談、サロンではよくあるんです。

せっかく時間もお金もかけて施術を受けたのに、理想と違う仕上がりになってしまうのは本当に悲しいことですよね。
実はこの「思っていたのと違う」の原因、多くの場合「クセ毛の見極め」にあるんです。






■一口に「クセ毛」と言っても、実は種類が違う


まず知っておいてほしいのが、クセ毛にもいろんなタイプがあるということ。

①縮毛   
生まれつき毛髪自体が縮れているタイプ。これは縮毛矯正でないとどうにもならないクセです。

②うねり・広がり
湿気や毛量、パサつきなどが原因で出やすいタイプ。必ずしも生まれつきのクセとは限りません。

③部分的なクセ
生えグセや、日々の乾かし方の癖によって後天的に出てくるクセ。これも「クセ毛だから」とひとくくりにされがちですが、実は習慣によるものだったりします。

④パヤ毛(パヤパヤした毛)
生えたての短い毛や、切れ毛の先端が寝ずに立ってしまうタイプ。これはクセではなく、毛周期や摩擦・ダメージによる切れ毛が原因のことが多く、矯正では解決しません。
つまり、「広がるから」「うねるから」といって、それがすべて生まれつきのクセ毛とは限らないんです。


■「クセ毛だと思ったら実は…」の失敗あるある


広がりが気になって縮毛矯正をかけたら、想像以上に真っ直ぐになりすぎてしまった。
ボリュームが出なくなって、ぺったんこな印象になってしまった。

こうした失敗の背景には、
・本来は部分的な広がりだったのに、全体を矯正してしまい不自然な直毛感が出てしまった
・髪質に対して薬剤や施術の強さが合っていなかった
・実はクセではなく、乾燥やダメージによる広がりだった
というケースが少なくありません。
クセだと思っていたものが、実はダメージによるパサつきや広がりだった、ということも意外と多いんです。

■「対処のつもり」が逆効果になることも


パヤ毛が気になって、毎日スタイリング剤やアイロンで固めている方もいらっしゃいます。
でも、それを続けていると根元がだんだん潰れてしまい、結果的に生えグセ自体が悪化して、逆にうねりが増してしまうことがあるんです。
パヤ毛対策のつもりが、いつの間にか新たなクセを作ってしまっている…そんな皮肉な悪循環も少なくありません。

また、繰り返しのカラーなどでダメージが蓄積している髪は、内部が膨潤(水分や薬剤で膨らんだ状態)していることがあります。
この状態でストレート系の施術をかけると、本来均一に伸ばすはずの薬剤やアイロンの熱が傷んだ部分により強く作用してしまい、ビビリ毛や過度な軟化を招いてしまうことも。
  「うねりを直したい」と思ってかけた施術が、髪の状態によっては逆効果になってしまうケースもあるんです。


■だからこそ大切な「見極め」


施術の前に見極めたいポイントは、主にこの3つです。
・クセなのかダメージによるものなのか(手触りやパサつき、切れ毛の有無で判断できます)
・全体的なクセなのか、部分的なクセなのか
・ダメージによる膨潤がないか(繰り返しカラーなどで髪内部が傷んでいると、ストレート系の施術がかえって負担になることも)
・仕上がりのイメージ(ふんわり質感を残したいのか、しっかりストレートにしたいのか)

この見極めをせずに「クセ毛だから」という理由だけで施術方針を決めてしまうと、仕上がりのギャップが生まれやすくなります。


■なりたいイメージを明確にして、相談できる環境を


クセ毛の悩みは人それぞれで、正解もひとつではありません。だからこそ、
・自分の髪が今どんな状態なのか
・本当にクセによるものなのか、ダメージによるものなのか
・仕上がりとしてどうなりたいのか
をしっかり整理して、遠慮なく相談できる環境で施術を受けることがとても大切です。

「クセ毛だから縮毛矯正」と決めつける前に、
一度その広がりやうねりの正体を一緒に見極めてみませんか??


こんばんは(*^^*)



先日、お客様とカラーしながら雑談してたら、

「最近スピリチュアル系のブログにハマってて〜」

というお話になったんです。


「思い込みを変えれば人生変わる」 「宇宙は常にYESを返してくれる」

みたいな、あれ。


実は私、これ人ごとじゃなくて。

 以前 どっぷりハマってた時期があったので。


前向きになれるきっかけとして 悪いものじゃないと思うんです。 実際、考え方のクセを変えたら 気持ちが軽くなることってあるから。

でも、その道にどっぷり浸かってたからこそ 見えてしまった、致命的な矛盾に気づいたので、今は辞めましたけど。


思い込みが人生を創ってるなら…

生まれつき障害を持って 生きている人は、 どんな思い込みを 持っていたことになるの?

災害や事故で 命を落とした方は、 どんな思い込みを持って 亡くなったことになるの?

……って、聞きたいけど 聞けないなって、ずっと思ってたんです。


というか、そもそも

「宇宙は常にYESを返す」 「思い込み通りに現実は創られる」

というこれ、今思うと

誰がどうやって 証明したんでしょうか?


科学的根拠はもちろん、 論理としても、 筋が通ってないんです。


「うまくいった人」の話だけ集めて

 「ほら、思い込み通りでしょ」 って言うのは簡単。

でも、うまくいかなかった人、 理不尽に命を落とした人にまで 同じ理論を当てはめられないなら、

それはもう、 理論でも何でもなくて、

都合よく解釈された、 ただの「気休め」なのではないか…。


論拠がないものを 論拠があるかのように語る。

それ、正直かなり 危ういと思うし

この「気休め」、 だいたいビジネスになっていくんですよね。


「心が軽くなった」 「生活が良くなった」

その先に待ってるのは、

「あなたも同じようになれますよ」

っていう、講座やセッションへの ご案内だったりする。

これ、構造としては ネットワークビジネスと 似てるなって思うんです。

都合のいい部分だけ見せて、 「そうなりたい」と 思わせて、

そこにお金が 発生していく仕組み。


私自身、こういう考え方に どっぷりハマってた時期、

正直、生活は めちゃくちゃ苦しかったです。

「全部自分の思い込みのせい」 にしてしまう分、

うまくいかない現実まで 自分を責める材料に なっちゃうし、

気づけば、 講座やらセッションやらに お金をつぎ込んでいました。

痛い授業料だったなと 今は思ってます(笑)


もしあの頃の自分に 声をかけられるなら、

「それ、 向き合うのが大変な現実から 楽な方へ 逃げてるだけだよ」

って、言ってあげたい。

その道から離れた今は、 びっくりするくらい 心が軽くなりました。


前向きな考え方、大事。 それは間違いないです。

でも一つ、 問いたいことがあるんです。

その考え方、

旦那さんや周りの人に 堂々と話せますか?

「なんでそう思うの?」 って聞かれた時、

理論的に、 納得してもらえるように 説明できますか?

隠れてコソコソ やってしまうものだったり、

聞かれても うまく説明できないのだとしたら、

それって本当に、 自分を幸せにしてる 考え方なのかな?って。


そんな話をお客様として、

 「なるほど〜」って 盛り上がりました(笑)


ここまで色々書きましたが、

特定の誰かや 特定のビジネスを

否定したいわけでも、 責めたいわけでもないんです。

ただ、あの頃の自分のように、

苦しい思いをする人が 少しでも減ったらいいなと思って、

今日はこんな話を 書いてみました。