福耳!
あひるちゃんは身体の造りの全てが小さくて可愛いのだ。
「んっ、何の事」 と思われるかも知れないがお顔も小っ
ちゃくてお口も小さいし、身体も160cm弱で小柄で可愛
いけれど元気さはいつもはち切れんばかりにいっぱいな
のだ! 小さいお顔に見合ったサイズの素敵な耳の形か
ら耳タブが下に長く伸びていて、
「あひるちゃん、福耳なんだね」 と言うと、
「よっちゃん違うの」
「あひる、福耳になりたいから自分で引っ張ったの」
「毎日したの」 と言って、
【自分で引っ張って福耳にはならないと思うけど】 と
心の中の僕の猜疑心を突っぱねるように決して自分の
主張は変えなかった。
あそこのビラビラを自分で引っ張って気持ちが良くなって
しまうと主張するあひるちゃんは、実は異性に引っ張って
もらって気持ちが良くなるらしいのだが、 【自分の耳タブ
は誰か異性に引っ張ってもらうと気持ちが良くなって伸び
るのかな、でもそんなこと無いだろ】 とへんな想像をして
しまうのだった。
そんなあひるちゃんは、誰に対しても分け隔て無く接して
くれて必ず会えて良かったと思わせてくれる菩薩様のよ
うに穏やかで徳を積み重ねた本当の女神様だったのだ。
こんなに素敵な人、あひるちゃん以外はF子ちゃんだけ
でその後めぐり逢わないな。 そして、本当の福耳の持ち
主はあひるちゃんやF子ちゃんのように嘘偽りの無い本
物の "福" を僕たちに届けてくれる実在する女神様に
違いなかったのだ。 F子ちゃんと、あひるちゃんに巡り
逢えただけでも幸せだったな。